第17回目のSpotlightは学校の枠を超えた高校生文化祭である「青二祭」を手掛ける「青二祭実行委員」です。「青二祭実行委員」は約70名のメンバーで構成され、青二祭の企画・運営のすべてを行います。学校だけの活動にとどまらず、青二祭を通して、さまざまなことを学んでいく高校生の様子をお届けします。
Activity>>高校生が活躍する場を作る高校生の活動風景
青二祭って?
エフエム世田谷の高校生番組『ハイスクールHotパーティー』から誕生した、学校の枠を超えた高校生文化祭。約80名の高校生から成る実行委員が企画、運営、広報、フライヤー作成、映像制作、当日の司会進行、装飾、受付などをこなします。予選大会を勝ち抜いた高校生が、マイナビBLITZ赤坂で開催される「青二祭」に出場。高校生の高校生による高校生のためのイベントです。
Interview>>本番が終わった時に「やっていてよかった」と思える雰囲気づくりをしていきたい
―最初に、青二祭実行委員の活動内容を教えてください。
野口:3月が青二祭の本番なのですが、夏に実行委員の募集をかけて、9月に最初の集まりがあります。その後はだいたい月に1回ペースで会議をしています。
林:9月くらいから出演者を募り、11月末には応募を締め切ります。そこから1次審査という形で送られてきたビデオを観て審査をして、そこを勝ち抜いた人たちで2次審査を行います。
野口:1月くらいに本番の出演者を発表して、3月に本番という流れです。
―青二祭実行委員になった経緯を教えてください。
林:僕は高校1年生の時に友達に誘われて、その友達と一緒に入りました。青二祭を実際に観たことはなかったのですが、YouTubeなどで観て面白そうだなと思ったので入った感じです。
野口:私は姉が青二祭実行委員長をやっていて、中学の時に青二祭を観ていたので、それをキッカケに入ることを決めました。
林:入ってから2年間は良いんとしての活動だったのですが、特に今年幹部になってからは大変でした。
野口:委員の時には幹部の人から与えられた情報しか知らなかったんですけど、その情報を与えられるまでがどれだけ長いか……(笑)。
林:だけど幹部になってからは、協賛企業を集めていく過程で、大人と話す機会も増えるので、敬語の使い方やメールの打ち方などを学ぶことができました。
―青二祭実行委員の活動のなかで思い出に残っていることを教えてください。
林:去年の青二祭で初めてラップの企画を行って、その時にラップ企画の幹部みたいなものをやらせてもらったんです。僕は予選会のタイムテーブルを作ったのですが、当日はイレギュラーなこともあってタイムテーブル通りに進まなくて。幹部の大変さが初めて身に染みてわかったので、すごく思い出に残っています。
野口:私は去年の本番で「担当者」という、出演者の時間管理をする仕事をしました。その時に担当した出演者の方から、終わった後に「担当者が野口さんでよかった」というような長文のメールをいただいて。青二祭実行委員をやっていてよかったなと思いました。
―最後に青二祭への意気込みをお願いします。
野口:高校生がイベントを作るってなかなかないことなので、「高校生だけでこんなに協賛企業を集めて、出演者を集めてイベントをすることができるんだよ」というのを、観に来ている学生の皆さんに伝えられればいいなと思っています。
林:自分たち幹部も大変なんですけど、委員たちももちろん頑張ってくれているので、本番が終わった時に「やっていてよかった」と思える雰囲気づくりをしていきたいです。本番までの時間を委員と一緒に大切にしていけたらなと思います。
Report>>青二祭実行委員に欠かせない3つのもの
ダンスやバンドなど、高校生のエンターテイナーが一度に集結!
【場所】 マイナビBLITZ赤坂(東京メトロ千代田線赤坂駅直結)
【内容】 高校生によるバンド5組、 ダンス6組、 漫才、 ヒューマンビートボックスなど(予定)
【主催】 青二祭実行委員会 / 青二祭本部事務局
【チケット】 ¥500 + 1DRINK
【公式HP】 aoni-sai.com
【公式Twitter】 @aonifestival
【公式instagram】 @aonifesofficial