2017年11月某日、文化放送で絶賛放送中のラジオ、レコメンによる課外授業が開講されました。その名も『税理士について学ぼう！！』。当日はレコメンリスナーの高校生が授業に参加。実際に税理士として働く白砂先生に、直接質問をぶつけました！

高校生が直撃！ 税理士に聞きたい7つのこと
税理士ってよく聞くけどどんなお仕事？ 税理士を目指しているけれどどうすればいいの？ 私たちの将来に関わる税金のことがよくわからない……。そんな高校生の身近な疑問に税理士の白砂先生が答えます！

Q1. 税理士ってどんな仕事ですか？
A1. 簡単に言うと税金のプロフェッショナル
主に「税金」にまつわるさまざまなサポートをしています。税理士には独占業務というものがあり、「税務代理」、「税務書類の作成」、「税務相談」は税理士のみが許されています。言葉にすると難しく感じますが、健康のことをお医者さんに相談するように、税金について相談できるのが税理士です。

Q2. 確定申告って高校生のアルバイトも対象なんですか?
A2. 年間103万円以上の稼ぎがある場合は対象になることがあります
確定申告とは収入に見合った税金を納め、払い過ぎた税金を還付してもらうことです。これは原則として年間のアルバイト代が103万円以上なのか以下なのかで変わってきます。 確定申告を行わないと、税金を多く払い過ぎ
てしまっている可能性もあるんですよ。

Q3. 税金の仕組みって世界共通なんですか?
A3. 世界各国でそれぞれ異なった仕組みになっています
例えば消費税は日本では8％ですが、デンマークは世界一高い25％。ただし、高い消費税を納めることにより、教育費は大学まで無料、医療費は無料などの制度が実現しています。（消費税は2017年時点）

Q4. 税理士のお給料ってどんな感じなんですか?
A4. 平均収入は会社員より多いです
同世代の平均的なサラリーマンのお給料よりたくさん稼いでる人も多いです。努力した分だけ収入も増えます。私の友人の話になりますが、1,000万円くらいの車に乗っている人もたくさんいますよ。

Q5. 日本にはどれくらいの数の税理士さんがいるんですか？
A5．全国で約77,000人の税理士が活躍しています
東京がいちばん多く、約22,000人の税理士がいます。若い税理士さんでは20代の人もいますが、多いのは60代。年齢層からもわかるように、税理士は一生続けられる仕事なんです。

Q6. 税理士にはどんな人が向いていますか?
A6．明るい性格の人が向いています
人と接することが多い職業なので、明るい性格の人が向いていると思います。お金を扱う仕事のため、安心と信頼が大切になってくるので、明るく誠実にコミュニケーションがとれる人がいいですね。

Q7. 税理士になるためにやっておいた方がいい教科は何ですか？
A7．一般的な教科はすべて頑張って取り組んでください
だいたいの大人は社会に出てから、「学生のうちにもっと勉強しておけばよかった」と感じていると思います。私は、何の仕事に就いても読解力は不可欠だと思いました。ちなみに私のオススメの勉強法は朝5時くらいに起きてやることです。頭がスッキリした状態でできるので効率よく進みますよ。

難しそうなイメージの税理士が身近な職業に！
あっという間の1時間が経過！ 税理士の人と直接話す機会のない高校生のリスナーたちは終始、興味津々の様子で話を聞いていました。和気あいあいとした雰囲気のなか、気になることを積極的に質問するなど、イベントは大盛り上がり！ 今日のイベントをキッカケに将来この中から税理士として活躍する人が誕生するかも！？

知っていくと魅力度満点！？ 税理士の3つの魅力

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