ミュージカル『刀剣乱舞』の加州清光役として、2018年紅白歌合戦出場を果たした俳優・佐藤流司。
アーティスト“Ryuji”として結成した“The Brow Beat”の2nd ALBUM『Hameln』の魅力に迫ります。
― YOUTH TIME JAPAN 初登場ということで自己紹介をお願いします。
佐藤流司です。1月17日で24歳になります。特技は空手で、東北大会優勝の経験があります。普段は2.5次元といわれる、マンガやアニメ原作の舞台を中心に活動していて、その他にもドラマや映画に出演しています。
― The Brow Beat結成までの経緯を教えてください。
まず、PENICILLINのHAKUEIさんとの出会いがあります。俺が出演する舞台の主題歌を歌ってくださっていたり、写真集の撮影の時に衣装を貸してくださったりで、お会いする機会が何回かありまして、その時に自分の音楽に対する想いをHAKUEIさんに聞いてもらっていました。そこでHAKUEIさんが音楽面のプロデュースをしてくださるということになり、 The Brow Beatを結成しました。
― 1月1日にリリースされたアルバム『Hameln』はどのようなアルバムになっていますか?
曲調的には、テクノでダンサブルな曲もあれば、攻撃的なミクスチャみたいな曲もあり、爽やかな王道ロックやバラードもあったりと、ジャンルにとらわれることなく、いろいろな曲が詰まったアルバムになっています。昔から童話を読んでいたこともあって“グリム童話の世界観”というコンセプトを今回のアルバムには設けました。グリム童話の中に『ハーメルンの笛吹き男』という話がありまして、ラストは“笛の音で子供をさらってしまう”という内容なのですが、同様に「このアルバムを聴いた人を、The Brow Beatの世界に連れて行く」という意味を込めて『Hameln』というタイトルのアルバムにしました。
―ご自身で作詞された楽曲『睡蓮』にはどのような想いが込められていますか?
デモの段階で楽曲を聴いた時に、讃美歌のように広がりが深い、綺麗で荘厳な曲だなと思ったので、歌詞も壮大な大きいテーマにしたいという想いがありました。そこからテーマを命や死生観というものに絞って書いた曲がこの『睡蓮』です。歌詞を書いているうちに自殺してしまった友達の顔がパッと思い浮かんで。だから、そいつへの手向けの歌のような感じでもありますね。
―『Snow White』は歌詞をHAKUEIさんと共作されたとのことですが、初めて楽曲を聴かれた時はどのような感想を持ちましたか?
デモを聴いた時は、すごく攻撃的な曲だなと思いましたね。この曲はHAKUEIさんとツインでやると決まっていたので、歌詞を2人で書こうという形になって。何について書こうかとなった時にHAKUEIさんが「白雪姫について書こう」と言ったのが始まりですね。Aメロやラップの部分は俺が書いて、Bメロから先の綺麗なメロディアスな部分はHAKUEIさんが書いています。レコーディング自体は別日でやったので、初めて曲が完成して聴いた時は感動しました。
―『Snow White』は、RyujiさんとHAKUEIさんが共演されたMVも話題になっていますが、どのようなテーマで撮影されたのですか?
『Brilliant Transparency』という楽曲と繋がっているMVなんですが『Snow White』は自分との葛藤を描いた内容になっています。自分の中の葛藤が悪魔的な存在として現れ、その葛藤をHAKUEIさんが演じていて。続編の『Brilliant Transparency』で克服していくという流れになっています。この『Brilliant Transparency』という楽曲も、HAKUEIさんが作詞・作曲に携わってくださっていて、ほの暗い世界観が表現されています。頭のサビでいきなり転調したりするのがまたかっこよくて。バンドのサウンドについてもかなりトリッキーなことをしていますね。MVではアクションシーンとかもあったのですが、普段舞台でアクションシーンをやっていることもあり、撮影はとてもスムーズに進みました。
― 1月17日からは全国7都市を回るツアー『The Brow Beat Live Tour 2019 “Hameln”』が始まりますが、The Brow Beatのライブの一番の魅力は何ですか?
ライブのMCでいつも言うのですが“楽しみ方は自由”という点でしょうか。叫び放題だし、頭を振りたい人は振ってもらってもいいし、じっくり見たい人はじっくり見てもらってもかまわないのでっていう。自分が楽しみたいように楽しんでもらえれば、それが最高だと思います。
Ryujiに一問一答!
イヤホン
移動中は音楽を聴きながら漫画を読んでいます。“ながら族”です(笑)。
柔軟剤集め
お気に入りは集め始めるキッカケにもなったLaundrinです!
トラ
自覚はないですが、たぶん猫目ということから、結構いろいろな人に言われます。
the GazettE
小学校6年生くらいの時から聴いていて、今でもよく聴いています。
寝ないでも大丈夫
1日2時間くらい寝れば結構大丈夫です(笑)。
国語辞典を全部読む
小さい頃学んだ英語を勉強し直すためには、まずは自分の国の言葉を知ることから始めたいです。
RELEASE
2nd ALBUM『Hameln』
NOW ON SALE!!
The Brow Beatの1年振りとなるアルバムは『グリム童話』がコンセプト。
音楽で人々を魅了し、新たな世界へ連れて行きたいという想いが込められた一作。
【CD収録曲】
01. Hameln / 02. Snow White / 03. 光のアルペジオ / 04. Hide and Seek / 05. Brilliant Transparency / 06. OVER / 07. ドミノ / 08. 睡蓮 / 09. メビウス / 10. 仮面の告白(※プレス限定盤Cのみ収録) / 11. CLOWN(※プレス限定盤Cのみ収録)
LIVE
The Brow Beat Live Tour 2019 “Hameln”
◆2019.01.17(木)
【宮城】仙台PIT
OPEN18:00 / START19:00
◆2019.01.19(土)
【大阪】なんばHatch
OPEN17:00 / START18:00
◆2019.01.24(木)
【広島】広島CLUB QUATTRO
OPEN18:15 / START19:00
◆2019.01.25(金)
【福岡】福岡DRUM LOGOS
OPEN18:15 / START19:00
◆2019.01.29(火)
【愛知】名古屋DIAMOND HALL
OPEN18:00 / START19:00
◆2019.02.02(土)
【北海道】札幌PENNY LANE24
OPEN17:15 / START18:00
◆2019.02.06(水)
【東京】豊洲PIT
OPEN18:00 / START19:00
◆2019.02.07(木)
【東京】豊洲PIT
OPEN18:00 / START19:00
WEB-SNS
◆公式サイト
https://thebrowbeat.jp/
◆Twitter
The Brow beat Official☛@The_Brow_Beat
Ryuji(佐藤流司)☛@ryuji7117