歌のない楽器だけで演奏を行うインストバンド“Fabrhyme(ファブライム)”が、4月15日にデビューアルバムをリリース! 国立音楽大学を首席で卒業したピアニストをはじめ、さまざまなアーティストの元で活躍する至極の3名が集められた女性のインストバンド“Fabrhyme(ファブライム)”に迫ります。
―メジャーデビューを受けての率直な感想を教えてください。
中村:今までは全て自分たちでライブを開催したり、CDを作ったりしてきたんですけど、その時から応援してくださっているファンの皆さんのおかげでメジャーデビューをさせていただくことがきて、嬉しい思いでいっぱいです!
山本:私も率直にとても嬉しいです。これをキッカケに一人でも多くの方に私たちの音楽を聴いていただいて、楽しんでもらえたらいいなと思います。
石垣:私もとっても嬉しいです! もう嬉しいしか出てこないです(笑)。数日前までは実感が湧かなかったんですけど、いろいろなところでファンの方から「おめでとう」って言っていただいたりして実感が湧いてきました。メジャーデビューをキッカケに日本全国、さらには世界中に私たちの音楽をお届けできたらいいなと思います。
―皆さんが楽器を始めたキッカケを教えてください。
中村:私がサックスを始めたのは中学1年生で吹奏楽部に入ったのがキッカケです。吹奏楽部では何か吹く楽器をやりたくて、一番かっこいい楽器をやりたいと思っていろいろ調べてサックスを選びました(笑)。そこからは高校も吹奏楽部に入って、大学は音楽大学に入ってサックスを吹いていました。
山本:私は母がピアノの先生なので、環境的に実家にピアノがあって、きっと生まれる前から音楽をたくさん聴かされていました(笑)。ピアノを始めたのは3歳の時なんですけど、今でも本当にピアノが大好きで。鍵盤が88あって音域も広く、その魅力に取り憑かれてずっとここまでやってきています。
石垣:私も小学校の時はピアノを習っていたんですけど、ピアノは苦手で練習も全然しなくて(笑)。でも音楽は続けたかったので、中学校では吹奏楽部に入ろうと思ってたのですが、私の中学校には吹奏楽部がなくて、代わりにジャズのビッグバンドで演奏する部活がありました。そこではドラムをやりたかったんですけど、ジャンケンで負けてしまって(笑)。やりたいと思っていた楽器が全部埋まったので残ったベースになりました(笑)。だけどあの時ジャンケンに勝っていたらここにはいなかったので結果的に良かったですね。
―楽器を頑張る高校生に上達するコツを教えてください。
中村:やっぱりサックスを選ぶ人って目立ちたがりの人がすごく多くて(笑)。自分自身もそうだったんですけど、早吹きをしたくなるんですよ。だけどまずはゆっくり下からロングトーンを吹くなど基本的なことをやるのが大切だと思います。適当にやらないでしっかり考えて音を出していった方が、かっこよく上手に吹ける近道になると思いますね。
山本:私はピアノは大好きなんですけど練習は本当に嫌いで。だけど今までやってきたからこそわかることは、やっぱり練習って裏切らないんです。だから弾けても弾けなくても数を決めて弾く。そして弾けない箇所が来たら何も考えずにそのフレーズを10回弾く。そうすると1週間後には弾けていると思うので、着実に練習を続けていくことが大事だと思います。
石垣:ベースは一人では音楽が成り立たない楽器なので、やっぱりまずは友達を作ることです(笑)。友達を作って一緒にバンドで合わせることが上達への道だと思います。一人で練習する時は、いつも一番遅いテンポから始める。メトロノームを一番遅いテンポに設定して、1つずつテンポを上げていくっていう地道なことが上達に繋がるんじゃないかなと思いますね。
REREASE
『Showing!!』
4.15 ON SALE!!
3人組女性インストゥルメメンタルバンド・Fabrhymeの記念すべきデビューアルバム。ジャズ・クラシック・ポップスを自在にクロスオーバーさせたカラフルなサウンドで、今までジャズやクラッシックに触れてこなかった人も楽しめる一作となっている。
Fabrhyme公式Twitter>>>@fabrhyme