12月に入り、2020年も残りわずか。これからやってくる年末年始にまつわる雑学を紹介します。
冬至の日にかぼちゃを食べる理由
日照時間が一年で一番短くなる冬至。今年は12月21日がこの冬至にあたります。この日を境に悪いことが去り良いことが巡ってくるという点から「一陽来復」とも言われる日です。この冬至の日に食べるものとしてよく耳にするのがかぼちゃ。その理由の一つは、栄養価が高いかぼちゃを食べて風邪を予防するため。あと一つは、かぼちゃの別名「なんきん」から来ています。「ん」がつく食材を食べると運がつくと言われており、かぼちゃをはじめ、れんこん、ぎんなん、かんてん、うどん、にんじん、きんかんは「冬至の七種」と言われているそうです。みなさんも冬至の日にはかぼちゃを食べて栄養を蓄えましょう!
「新年あけましておめでとう」は間違い!?
2021年まで残りわずか。年が明けると、年賀状やSNSで新年の挨拶をする人も多いのではないでしょうか。そんな新年の挨拶でよく聞く言葉「新年あけましておめでとうございます」。実はこの言葉、間違った日本語なのだとか。そもそも「あけましておめでとうございます」は、神様に対する祝福の言葉。年が明けて年神様を迎える際に、感謝の言葉を周囲の人々と交わすことによって新年を喜び合っているのです。また、「新年」と「あけまして」は重複する言葉になるため、「新年おめでとうございます」または、「あけましておめでとうございます」と書くのが正しい日本語だそうですよ。