シリーズ世界累計5000万部を突破、週刊少年ジャンプにて連載中の大人気漫画『僕のヒーローアカデミア』。TVアニメ5期スタートを記念し、主要キャラクターを務める大人気声優3名へのインタビューをはじめ、“ヒロアカ”の魅力に迫ります。
緑谷出久(みどりや いずく)
ヒーローになることを夢見る少年。生まれつき“無個性”だったが、内に秘めたヒーローとしての資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。人を救けようとする意志は人一倍強い。
―「僕のヒーローアカデミア」5期が始まりますが、5期が始まることに対する率直な感想を教えてください。
5期で100話を超えると思うので、200話、300話と続いて愛されていってほしいなと思います。◯期というのが、いつか数えきれなくなるくらい皆の中でヒロアカを観ているのが当たり前になってほしいなと思いますね。
― これまでの思い出のシーンと、そのシーンを選んだ理由を教えてください。
出た!! ずるい質問!! たくさんありまくるので皆の好きだと思ったシーンや台詞を大切にしてほしいなと思います!
― ご自身はどんな高校生でしたか?
“怖いものが沢山あるからこそ自分は強いんだ”って殻を必死に作っていた高校生でしたね。髪を伸ばして金髪にしたり、腰パンしたり、眉毛を細くしたり、わざと声を低くしてみたり、弱い自分を見せないように必死でした(笑)。
― 高校生の時に出会っていたら仲良くなれそうだなというキャラクターはいますか?
デクの好きなことに対しての“マニア感”というのは、僕自身もあるので、もし同じものに熱中していたら楽しいだろうなぁと思います。デクもディズニー好きだと嬉しいなぁ。きっとマーベルヒーローはめっちゃ好きだろうな(笑)。
― 高校生へのヒロアカおすすめポイントを教えてください。
好きなように観て!! きっと自分と重ねて見ることができる魅力的で個性的なキャラクターばっかりだから!
― 最後に、読者の高校生にメッセージをお願いします。
夢を見ることは多分皆していると思います。だけど夢を叶える為に行動するのは勇気がいることだし怖いかもしれません。転んだって泣いたって、いつかその全てが力に変わると信じて挑戦していきましょう! 僕も一緒にさらに向こうへ! プルスウルトラ! していきます!
爆豪勝己(ばくごう かつき)
デクの幼馴染み。知力、体力、戦闘センス抜群の自信家で、「自分がNo.1のヒーローになる」という確固たる信念を持ち、上昇志向が強い。“個性”は、掌の汗腺からニトロのような汗を出し爆発させる「爆破」。
―「僕のヒーローアカデミア」5期が始まりますが、5期が始まることに対する率直な感想を教えてください。
もう5期なのかと、時の流れの早さに驚いています。ここまで来られたのも応援してくれている皆さんのおかげなので、その声に応えていけるように頑張りたいと思います。
― これまでの思い出のシーンと、そのシーンを選んだ理由を教えてください。
“デクvsかっちゃん2”はとても思い出に残っています。劇場版もそうですが、あの頃は自分自身声帯の治療もあり、声がなくなるかどうかの勝負でもあったので、妥協せずに録りきることができたのは、どこかでプルスウルトラしていたからなんだろうなと思っています。
― ご自身はどんな高校生でしたか?
浅く広く友達がいました。1年だけ学級委員みたいなこともやったり、いろいろ試していました。あと、カラオケとゲームセンターはよく行っていた気がします。
― 高校生の時に出会っていたら仲良くなれそうだなというキャラクターはいますか?
高校生に限らず常闇くんとは仲良くなれる自信があります。
― 高校生へのヒロアカおすすめポイントを教えてください。
なりたいものに向かって全力を尽くすのは、結果としてかっこいいことだということですかね。ヒロアカには、他人からの嘲笑や評価、夢に向かう過程でボロボロになってダサいところももちろん出てきますが、デクみたいに最終的には光り輝いているものになるのだと思います。
― 最後に、読者の高校生にメッセージをお願いします。
学生時代の1年は、僕ら成人した大人の1年とはまるで価値が違うと思います。感覚的には学生時代の1年=成人の5〜10年分レベルです。プルスウルトラ精神で前に突き進んじゃってください!
麗日お茶子(うららか おちゃこ)
明るく裏表のない性格で、デクの良き理解者。雄英高校に通うためひとりで上京してきた。”個性”は、指先にある肉球で触れたものを無重力状態にする「無重力(ゼログラビティ)」。
―「僕のヒーローアカデミア」5期が始まりますが、5期が始まることに対する率直な感想を教えてください。
私はドラマCDの時から関わらせていただいているのですが、その時に「10年続くコンテンツにします」というスタッフさんの意気込みを聞きました。今回5期で、年数的にも5年以上の作品になり、10年の折り返し地点だということを実感しています。
― これまでの思い出のシーンと、そのシーンを選んだ理由を教えてください。
お茶子的にはやはり爆豪戦ですね。培ってきたもの全てを出し切らないと勝てない状況、そして全てを出し切っても勝てなくて、その先に家族との関わりも見えてきます。私自身、家族という存在は大きいので、感情を揺さぶられました。
― ご自身はどんな高校生でしたか?
高校生の時には既に声優だったのですが、公立高校に通っていたので、事務所に時間を調整してもらいながら仕事をしていましたね。
― 高校生の時に出会っていたら仲良くなれそうだなというキャラクターはいますか?
お茶子と、あとは口田くん。あんな優しい子と一緒にいたら、声優をやりながらバタバタしていた私でも、癒されながら高校に通えたと思います。
― 高校生へのヒロアカおすすめポイントを教えてください。
原作やアニメの画が持つパワーが大きく、大人の目線からでも元気をもらえるのですが、デクたちと同年代の高校生がヒロアカに触れた時に揺さぶられる感性は、きっと私たちよりも大きいのだろうなと思います。
― 最後に、読者の高校生にメッセージをお願いします。
“高校生”が、アドバンテージなのかレッテルなのか、それぞれの想いがあるとは思いますが、すでに人生はいつでも動き出せる段階です。私は“学生”というレッテルを剥がしたくて早くから社会に出たのですが、皆さんが持つ考えはどれも間違っていないと思います。いろいろなものを見て、感じて、この先どんな道に転がり出てもいいように、センスを磨いていってください。
「友情・努力・勝利」のジャンプ新世代王道アニメ!
コミックスのシリーズ世界累計5000万部を突破! 週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載中の堀越耕平による大人気コミックを原作としたTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』。舞台は総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持つ世界。事故や災害、そして“個性”を悪用する犯罪者・敵<ヴィラン>から人々と社会を守る職業・ヒーローになることを目指し、雄英校に通う高校生・緑谷出久とそのクラスメイトたちの成長、戦い、友情のストーリーが繰り広げられていく!
「架空」は、「現実」に!これは、僕が最高のヒーローになるまでの物語だ。
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、“個性”で社会や人々を救ける“ヒーロー”になることを目指し、ヒーロー科1年A組のクラスメイトたちと切磋琢磨する毎日を過ごしていた。
「プロヒーロー仮免許」取得とプロヒーローインターン活動。そこでの少女・エリとの出会いと、そのエリを恐るべき計画に利用する「死穢八斎會」の若頭オーバーホール、エリを救うための死闘。エリや雄英生徒の皆を笑顔にするための文化祭。新たなヒーローランキングの発表……。慌ただしい日々の中、デクは着実に成長を続けていく。その一方で、死柄木弔率いる敵連合もその力を蓄えていた。
“最高のヒーロー”を目指すデクの次なる試練、それは同じくヒーローを目指す1年B組との、互いのプライドを懸けた対抗戦! 体育祭以来の直接対決に、生徒たちの意気は上がる。そんな中、デクの中で新たな“何か”が目覚めようとしていた―。
DISH// 『No.1』4.10 配信RELEASE!!
ヒロアカ5期の、第1クールオープニングテーマを飾るのは、4月10日から配信のDISH//のニューシングル『No.1』。“自分が自分のヒーローになるために、あなたにとっての「No.1」を貫いてほしい”という気持ちが歌われている。
北村匠海(Vo/G)、矢部昌暉(Cho/G)、橘柊生(DJ/Key)泉大智(Dr) の4人で構成されたロックバンド。2020年「猫 〜THE FIRST TAKE ver.〜」およびオリジナル「猫」がストリーミング総累計2億回再生を突破する大ヒット。4thアルバム「X」が発売中。
公式サイト / @heroaca_anime / heroaca_insta
『僕のヒーローアカデミア』第5期
毎週土曜夕方5時30分 読売テレビ・日本テレビ系 全国29局ネットにて放送中!!
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』
2021年8月6日(金)公開!
【STORY】 世代を経るごとに深く混ざりあった“個性”が人類史を終焉に導くとする思想≪個性終末論≫を掲げ、“個性”を「病」と称しながら、世界中の“個性”保持者の殲滅を目論む謎の集団・ヒューマライズ。彼らが世界各国に仕掛けた、“個性”を強制的に暴走させ崩壊に導く爆弾<個性因子誘発爆弾(イディオトリガーボム)>から人々を救うため、全世界のプロヒーローと、その下でインターン中だった雄英高校ヒーロー科が招集され、世界選抜ヒーローチームが結成。各地で爆弾の回収任務にあたっていた。
エンデヴァー事務所でインターン中だった出久・爆豪・轟の3人も、日本から遠く離れた国<オセオン>で作戦行動中、とある事件に巻き込まれた出久が、なんと全国指名手配されてしまう。そんな中、ヒューマライズからの犯行声明が全世界に届く―
「タイムリミットは今から2時間」
ヒロアカ史上最大の危機を前に、世界の、そしてヒーロー達の未来が、“彼ら”に託された―
©2021「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社