小説誌「小説現代」９月号（8月2０日（金）発売／電子書籍版も発売中）は、
・「令和探偵小説の進化と深化」特集として、相沢沙呼・今村昌弘・似鳥鶏ら、人気ミステリ作家たちが多数共演する企画・小説
・中間淳太がミステリ愛を語る「読書中毒日記特別編 中間淳太の推しミステリ」
・発売日に三刷重版となった人気エッセイ、四千頭身後藤拓実による「これこそが後藤」
・紅玉いづきによる人気声優たちが演じる朗読舞台「池袋裏百物語」の書き下ろし原作
などが話題となり、このたび約60年前の創刊以来初となる完売を果たした。
「小説現代」は1963年に講談社が創刊したエンタメ文芸誌であり、講談社にも古いデータは残っていないが、1985年から「小説現代」編集長を務めた宮田昭宏氏（元 講談社文芸局 局長／2005年講談社を退社）は「凄いことです。「小説現代」の完売は、これまで聞いたことがありません。「史上初」と言っていいと思います」と語っている。
完売告知を出す９月号は、「令和探偵小説の進化と深化」特集として、ジャニーズWESTの中間淳太が細身のスーツに身を包み、安楽椅子に腰かけ読書をする探偵のイメージで表紙＆グラビアに登場し、偏愛する三つの探偵小説シリーズや、自身の創作活動についてインタビューに応えている。
また、シリーズ40万部を突破した『medium 霊媒探偵城塚翡翠』『invert 城塚翡翠倒叙集』に連なる「城塚翡翠」シリーズ最新作を掲載。また、似鳥鶏の「推理対戦第０章」、井上悠宇「不実在探偵の推理」、長江俊和「リヨンとリヲン」、早坂吝「眠れる名探偵と雷密室」、方丈貴恵「影を喰うもの」、などを皮切りに、神永学「心霊探偵八雲 Initial Files」、川瀬七緒「仕立屋探偵 桐ヶ谷京介」など、今の時代をときめく探偵小説作品が楽しめる。
「特殊設定ミステリ座談会」（相沢沙呼／青崎有吾／今村昌弘／斜線堂有紀／似鳥鶏 聞き手：若林踏）では、今、ミステリ界の大きな潮流となっている「特殊設定ミステリ」について、気鋭の作家たちが語り明かしている。
それ以外にも、発売日に三刷となった四千頭身・後藤拓実の爆笑エッセイ「これこそが後藤」や、紅玉いづきによる人気声優たちの朗読舞台「池袋裏百物語」の原作小説、森川葵のエッセイ「じんせいに諦めがつかない」なども掲載されている。
「小説現代」9月号の内容はこちらから
https://tree-novel.com/works/episode/f4725aa5d2f116c4a6a0beb596c830f2.html
「小説現代」10月号（9月22日（水）発売）は、時代小説ショートショート特集「五分後にホロりと江戸人情」！
