凸版印刷株式会社は、SDGsを推進する企業と教育現場をつなぎ、児童・生徒にSDGsについて考える機会を創出する事業「SDGs教室 ミライーね!?」を推進している。今回、牛乳石鹼共進社株式会社と共同で、大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校の1年生を対象に、SDGsについて学んでもらうリアルとオンラインのハイブリッド型ワークショップを2021年10月6日(水)に開催した。
当日は、凸版印刷のショールーム「PLAZA21 関西」/牛乳石鹼の安田工場/大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校の教室の3拠点をオンラインでリアルタイムに接続。生配信でワークショップを展開。
生徒たちは「工場見学の中で見た甘水(かんすい)(※1)プラントで、廃液が工場のエネルギー源となって再利用されていること」など牛乳石鹼の取り組みを学ぶことで、地球を取り巻く様々な課題をより身近なこととして学ぶことが出来た。
凸版印刷は、2019年11月に策定した「TOPPAN SDGs STATEMENT」において、SDGsの経営への統合と取り組み強化を宣言している。また、2020年11月に策定した「TOPPAN Business Action for SDGs」において、「事業活動マテリアリティ」の1分野に「ハードルのない教育環境の創造」を掲げており、教育分野でのSDGs貢献を目指して取り組みを強化。
その活動の一環として、児童・生徒向けのSDGsワークショップ「SDGs教室 ミライーね!?」を実施。凸版印刷とSDGsを推進する企業が連携し、学生が環境課題について考える機会を創出している。
「SDGs教室 ミライーね!?」は、ESD(Education for Sustainable Development、持続可能な開発のための教育)事業の一環として、凸版印刷が2021年3月より行っているワークショップです。SDGsを推進する企業と教育現場をつなぎ、さまざまな企業のSDGsへの取り組みを児童・生徒へ伝えることを目的にしています。本事業を通じて、未来を担う次世代が、SDGsを取り巻く課題に触れることで、自らSDGsについて考え、行動する力を育むことを目指しています。