茨城県立竜ヶ崎第二高等学校が学生用お弁当出前アプリPECOFREEを導入!

学生用お弁当出前アプリ「PECOFREE(ペコフリー)」が10月11日から全国展開として茨城県の公立高校にてサービス開始!
PECOFREE(※提供画像)

学校で食べるお弁当をスマートフォンで予約注文できるサービス「PECOFREE(ペコフリー)」を10月11日から茨城県立竜ヶ崎第二高等学校にてサービスを開始した。

PECOFREE全国展開!県外初の公立学校への導入、そして地域社会福祉の課題解決を目指す

PECOFREEサービス開始後、全国から沢山の問い合わせの中、茨城県立竜ヶ崎第二高等学校様からの依頼を受けた。現在学校には食堂・購買部が無く、多くの生徒が保護者にお弁当を作ってもらっているという背景があり、導入をすることで保護者様の負担軽減につながり、育ち盛りの生徒に栄養のある食事がとれるサービスとして生徒が喜んでくれることを第一に考え、また地域の食産業とも連携を図り、地域の課題解決や学業に活かせる取り組みになればという話だった。

PECOFREEは近隣のお弁当製造・配送会社を学校と繋げるマッチングプラットフォームとして、学校のお弁当を製造・配送をしていただくパートナーが必要となる。今回製造・配送をするのは「弁当屋トポス」、ここを運営するのは茨城県の障がい者へ就労支援を行なう事業所施設の「いいはたらくばトポス」。

「弁当屋トポス」は様々な障がいを抱える方々が、お弁当の製造販売を通じ、社会と関わり合いながら働くことにより、成長しまた自立をサポートすることを理念におく就労支援施設。
施設理念を叶えていくには社会課題を解決するような取り組みにより、施設の収益を継続的に創出する取り組みが必要になってくる。

「PECOFREE」は保護者様への負担軽減に繋がること、前日予約の為、廃棄食材が出ない等の社会問題を解決する社会性の高いサービスとして継続的に施設の収益を創出し、働く施設利用者にも還元。

PECOFREEは今後も学校の課題また生徒と保護者の悩みや負担軽減を解決することや、地域の福祉課題に貢献でき社会問題の解決に役立つことのできるサービスとして運営をおこなっていく。

PECOFREE ホームページ:https://pecofree.jp/
※お問い合わせはトップページ最下部にございます

PECOFREEとは
学校で食べるお弁当をスマートフォンで予約注文(モバイルオーダー)できるサービスです。高等学校、中学校、小学校(学童施設)、大学、専門学校、幼稚園など学校が導入することによって、生徒が気軽にお弁当を注文できる学校版お弁当出前アプリケーションです。

生徒が食べたいランチ(栄養士監修の献立を毎日3〜4種類の弁当から選択可能)を前日までにLINE上のLINEミニアプリで予約注文すると、当日、学校に設置された受取り・返却BOXに弁当が配送されます。1食(弁当)あたり450円(税込)※1で、保護者がチャージしたポイントから支払われます。
※1,価格は変更可能

学生用お弁当出前アプリ「PECOFREE(ペコフリー)」が10月11日から全国展開として茨城県の公立高校にてサービス開始!
PECOFREE(※提供画像)

PECOFREEの導入について
お弁当製造会社、食堂運営会社様へPECOFREEを導入していただくことにより、アプリでの受注、キャッシュレス対応が可能となります。導入費は¥0、複雑なシステム管理は一切不要。またお弁当の個数予約を前日に分かることでフードロスを防ぎ、お弁当事業者・食堂または購買部の収益を大幅に上げることが可能です。

学生用お弁当出前アプリ「PECOFREE(ペコフリー)」が10月11日から全国展開として茨城県の公立高校にてサービス開始!
PECOFREE(※提供画像)

茨城県立竜ヶ崎第二高等学校:磯山 佳美氏
PECOFREE導入のねらいを磯山佳美(いそやまよしみ)校長にお聞きしました。
今回のPECOFREEサービス導入にあたり、3つの考えがありました。
1つ目は、校内で昼食を購入できる環境を整備すること。
かつて、生徒は購買で昼食を購入していましたが、採算が合わず令和元年7月に購買が廃止になりました。以来、生徒は校内で昼食を購入することができなくなりました。現在、多くの生徒が保護者に弁当を作ってもらっていますが、PECOFREEを利用することで、保護者の毎日の弁当作りの大変さを軽減することができると考えています。

また、PECOFREEでは、弁当をインターネットで手軽に注文し、現金ではなく保護者が事前購入したポイントで購入することができます。金銭のやり取りがないことは、保護者や生徒だけでなく、学校にとっても安心です。さらに、栄養士が監修する栄養バランスの良いメニューは、育ち盛りの生徒にとても大切です。

2つ目は、生徒が社会の課題を自分事としてとらえ、解決する力を身に付けてほしいこと。昼食を購入できる環境の整備は、生徒からの要望でもあります。
生徒会では、あるクラスで学校での昼ごはんに関するアンケートを行い、学校でのお昼ご飯の調達状況、学校で弁当を購入できるとした場合の購入頻度等を調査しました。
その結果、親に毎日弁当を作ってもらう生徒は約70%。さらに、学校で弁当を購入できるとしたら、「ほぼ毎日購入する」生徒が約16%、「週2,3回購入する」生徒が約30%だったそうです。この結果は、教職員が昼食の販売体制を検討する大きな原動力になりました。
これまで、様々な社会課題に対して、「しょうがない」とう言葉で見過ごすことが多かったと思います。今回のように、自分事として、課題に立ち向かっていけば、解決の糸口がみつかるはずです。これからも、社会課題に対して、他人が何とかしてくれるのを待つのではなく、自分たち一人一人が立ち上がってほしいと思います。

3つ目は、学びの場を学校だけでなく、地域社会に広げること。
本校のミッションは、地域を支え地域の発展に貢献する人財を育成することです。そのために、地域社会全体を学びの場として、もっとこの地域社会の問題や課題にコミットすることが重要です。生徒にリアルな問題や課題に直面させる。身近であればあるほど生徒自身に問題意識が芽生えます。生徒たちの心を揺さぶる素材は、地域社会にたくさんあると考えます。
今回お弁当のモバイルオーダー・デリバリーシステムの導入をきっかけとして、PECOFREE様と連携したインターネットを活用した実践的な商取引、弁当を製造・配送する福祉施設トポス様と連携した地域の福祉に関する課題の探究など、地域社会と連携した教育活動をさらに充実していきます。

茨城県立竜ヶ崎第二高等学校 ホームページ https://www.ryugasaki2-h.ibk.ed.jp

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