高校生の半数以上が東京オリンピックを観戦。”開催して良かった”は、男子で半数、女子で4割。
今年7月、1年の延期を経て開催された東京オリンピック。コロナ禍での開催ということもあり、開催に対して賛否両論の声が上がるなど、全世界から注目される大会となりました。
では、高校生は東京オリンピックをどのように感じ、楽しんだのでしょうか？
YTJPでは、全国の高校生を対象に、東京オリンピックにまつわるアンケートを実施。まず、東京オリンピックを観戦した高校生は、男女ともに約6割。半数以上が東京オリンピックを観戦したと答えました。
また印象に残っている競技は、男子の1位は金メダルを獲得した野球、女子の1位は、合計で8つのメダルを獲得した卓球となりました。
さらに、東京オリンピックを終えて、“東京オリンピックを開催したことに対しての意識”については、男子は半数以上、女子は約4割が“良かったと思う”と回答。理由としては「観戦した人は勇気付けられたと思う」「開催に対して賛否両論あったように、社会の問題について考え始めた人も増えたと思うから」などという意見が挙がりました。「良かったと思わない」と回答した高校生は、「日本国内での感染者数が減っていないのにするべきではなかったと思う」「オリンピックをやるなら、高校生の大会を中止にするなと思ったから」などという声が見られました。
調査概要
■調査方法 YTJP参加校の高校生を対象とした郵送アンケート
■調査機関 2021年9月15日（水）〜2021年10月6日（水）
■サンプルの内訳 男子604人 女子561人 計1,165人
■サンプル居住エリア
男子 北海道41人、東北111人、北陸14人、関東83人、中部89人、近畿129人、中国58人、四国37人、九州42人
女子 北海道55人、東北48人、北陸8人、関東60人、中部157人、近畿122人、中国27人、四国31人、九州53人
■アンケート調査協力校数（YTJP参加校）
北海道4校、東北5校、関東8校、北陸1校、中部8校、近畿11校、中国4校、四国3校、九州4校 計：48校
