『GQ JAPAN』は例年、ジャンルを問わずその年に圧倒的な活躍をみせた人を称えるアワード「GQ MEN OF THE YEAR」を実施している。 2021年は「勇者たちの年」をテーマに、阿部詩さん(柔道家)、阿部一二三さん(柔道家)、有村架純さん(女優)、五十嵐カノアさん(プロサーファー)、北大路欣也さん(俳優)、北村匠海さん(俳優)、JP THE WAVYさん(ラッパー)、志尊淳さん(俳優)、都筑有夢路さん(プロサーファー)、TOMORROW X TOGETHERさん(アーティスト)、野口啓代さん(プロフリークライマー)、マヂカルラブリーさん(芸人)、堀米雄斗さん(スケートボーダー)、役所広司さん(俳優)、ゆりやんレトリィバァさん(芸人)、そしてLEXさん(アーティスト) ※五十音順 のみなさんに受賞していただくことが決定した。
これに伴い、 「GQ MEN OF THE YEAR 2021」 授賞式を2021年11月24日(水)の19:30から開催する。毎年SNSをはじめとし、大きな盛り上がりを見せる授賞式の様子は、『GQ JAPAN』公式Youtube、Twitter、TikTokアカウントにて、生中継。
当日は、受賞者へのトロフィー贈呈のほか、スピーチ、さらにはここでしか見られないクロストークセッション、ライブパフォーマンスなどを予定。
有村架純さん(女優) | メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクトレス賞
<プロフィール>
1993年、兵庫県生まれ。2013年、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の好演で一躍注目を集める。『思い出のマーニー』(2014)、『ビリギャル』(2015)、『何者』(2016)、『3月のライオン前編・後編』(2017)などの映画にくわえ、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016)、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(2017)などのドラマに出演。さらには今年の映画『花束みたいな恋をした』(2021)での主演と、一連の好演がますます輝きを見せている。
<受賞理由>
2021年は、出演した映画』花束みたいな恋をした』が大ヒット。さらに、出演する大人気映画『るろうに剣心』シリーズも完結し、TVドラマ「コントが始まる」ではあたらしい一面を見せて、演技の幅のひろさと深みをさらに印象づけた。映画6本、ドラマ2本にと大活躍した2021年を代表する俳優である。
北大路欣也さん(俳優) | メン・オブ・ザ・イヤー・レジェンド賞
<プロフィール>
1943年、京都府生まれ。1956年映画『父子鷹』でデビュー。その後、数多くのドラマ・映画をはじめ、舞台や声の仕事等でも活躍。2007年には紫綬褒章、2015年には旭日小綬章を受章。近年の作品では、映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』、TBS 「半沢直樹」、BSフジ「三屋清左衛門残日録」、テレビ東京「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」。現在、NHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演中。
<受賞理由>
NHK大河ドラマ「青天を衝け」にてナビゲーターの徳川家康役で出演し、SNSや口コミで話題をさらった。今年、芸歴65周年を迎え、時代劇、現代劇を問わず数多くの映画、ドラマ、舞台、さらに声優としても活躍する。今もなお、色々な役に挑戦し続け唯一無二の役者として邁進し続ける。
北村匠海さん(俳優・アーティスト) | メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞
<プロフィール>
1997年生まれ。小学生でCMデビュー。俳優としては、2017年に映画『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2020年にTAMA映画賞で最優秀新進男優賞を受賞。2011年に結成したダンスロックバンドDISH//のフロントマンとしても活躍中。
<受賞理由>
主演映画『東京リベンジャーズ』が2021年の実写映画で興行収入トップを記録し、「猫~THE FIRST TAKE VER.~」が累計ストリーミング再生回数4億回を突破した。俳優とアーティストの“二刀流“で大躍進を見せた。
JP THE WAVYさん(ラッパー) | メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・ラップ・アーティスト賞
<プロフィール>
1993年、神奈川県生まれ。2017年にMVを公開した「Cho Wavy De Gomenne」がヴァイラル・ヒット。2021年にはEP「WAVY TAPE 2」をリリースしたほか、映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のサウンドトラックに唯一のアジア人として参加した。
<受賞理由>
音楽のみならずファッションのスタイルも自分流を貫き、ヒップホップファンから絶大な支持を得る今最もホットなアーティスト。映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のサウンドトラックに楽曲「BUSHIDO」がフィーチャーされるなど、国内外での精力的な活動と、音楽にかけるそのストイックな姿勢が広く共感を呼んでいる。
志尊淳さん(俳優) | メン・オブ・ザ・イヤー・インスピレーション賞
<プロフィール>
1995年3月5日生まれ。2011年俳優デビュー。2018年NHKドラマ10「女子的生活」で第73回文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門で放送個人賞を受賞。近年は、映画『さんかく窓の外側は夜』、NHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演。10月8日(金)に、ドキュメンタリー映画『人と仕事』が公開された。
<受賞理由>
NHK大河ドラマ「青天を衝け」では、元幕臣で栄一の盟友・杉浦愛蔵を好演。さらに10月公開のドキュメンタリー映画『人と仕事』に出演するなど、幅広い役柄に挑戦しつづけている。今年は二度の大病を患いながらも見事に復活を果たし、俳優としての精力的な活動をつづける。
TOMORROW X TOGETHERさん(アーティスト) |メン・オブ・ザ・イヤー・ポップ・アイコン賞
<プロフィール>
2019年にSOOBIN(スビン)、YEONJUN(ヨンジュン)、BEOMGYU(ボムギュ)、TAEHYUN(テヒョン)、HUENINGKAI(ヒュンカイ)の5人により結成されたボーイズグループ。2019年3月に韓国1stミニアルバム『The Dream Chapter : STAR』でデビュー。2020年1月には日本1stシングル「MAGIC HOUR」で日本デビューも果たした。
<受賞理由>
デビューから3年目の今年、韓国でリリースした韓国2ndアルバム『The Chaos Chapter: FREEZE』がアメリカのBillboard 200で初登場5位を記録、2021年発売されたK-POPグループのアルバムの中で最長期間となる13週チャートイン。また日本では11月に日本1st EP『Chaotic Wonderland』もリリースし、大きな話題を呼んだ。いま韓国のみならず、日本をふくむ世界でもっとも注目されるグローバル・ポップ・アイコンである。
マヂカルラブリーさん(芸人) | メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディ・デュオ賞
<プロフィール>
野田クリスタルと村上からなるお笑いコンビ。大宮ラクーンよしもと劇場で結成された芸人グループ「大宮セブン」の一員でもある。「M-1グランプリ2020」にて悲願の優勝を果たし、大ブレイク。
<受賞理由>
野田クリスタルが動きに動きまくってボケる。そして、その動きボケに村上が小刻みにツッコみを入れるという新しい漫才スタイルを創出した。これは果たして漫才なのか?という議論をよぶアヴァンギャルドなお笑いコンビである。その価値紊乱的な“笑い“に、時代の新しい顔が覗いている。
役所広司さん(俳優)| メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクター賞
<プロフィール>
1956年、長崎県生まれ。1985年には故・伊丹十三監督の『タンポポ』で好演。1996年には『Shall we ダンス?』『眠る男』『シャブ極道』で国内の映画賞の主演男優賞を独占する。近年は、『関ヶ原』(2017)、『三度目の殺人』(2017) など話題作に軒並み出演、『孤狼の血』(2018)では19年のアジア全域版アカデミー賞「第13回アジア・フィルム・アワード」で主演男優賞、第42回日本アカデミー賞においても3度目となる最優秀主演男優賞を受賞。2021年は西川美和監督の『すばらしき世界』の主演をつとめ、その圧倒的な演技力が賞賛された。
<受賞理由>
2021年公開の映画『すばらしき世界』に主演。第56回シカゴ国際映画祭のインターナショナルコンペティション部門では、もっとも優れた演技を披露した役者に贈られる「ベストパフォーマンス賞」を早くも受賞。日本国内の賞レースでも大本命とも言われており、国内外で評価がますます高まる日本を代表する俳優である。
ゆりやんレトリィバァさん(芸人) | メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディアン賞
<プロフィール>
第1回女芸人No.1決定戦 「THE W」で優勝(2017)、第19回ピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ2021」でも見事優勝した。
<受賞理由>
45キログラムもの減量に成功し、「アメリカズ・ゴット・タレント」では爆笑をかっさらい、はたまたアリアナ・グランデのパロディでも大向こうを唸らせるなど、従来の笑いの枠を超えた笑いを創出して大躍進をつづけている。どこからでも「笑い」が飛び出してくる変幻自在のニュー・タイプ&ニュー・ジェネレーションの代表的ピンコメディアンである。
LEXさん(アーティスト) | メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アーティスト賞
<プロフィール>
2002年、神奈川県生まれ。14歳からSoundCloudに楽曲をアップロードしはじめ、2019年、ファーストアルバムで衝撃的なデビューを飾る。今年、4枚目のアルバム『LOGIC』をリリースした。
<受賞理由>
楽曲「なんでも言っちゃって」がTikTokを中心に大ヒット。最新作はApple Musicのアルバム総合チャートで1位を獲得。19歳にして数々の快挙をなし遂げ、多くのティーンに希望を与えているユース・カルチュアのニュー・ヒーロー。
オリンピック選手 | メン・オブ・ザ・イヤー・ヒーロー・オリンピアン賞
阿部詩さん(柔道家)&阿部一二三さん(柔道家)
<阿部詩さん プロフィール>
2000年、兵庫県神戸市生まれ。兄を追いかけて始めた柔道で頭角を現し、2017年「グランプリ・デュッセルドルフ」を史上最年少で優勝。2018年・2019年世界柔道選手権東京大会を2連覇。他多数の世界大会で優勝を果たす。得意技は袖釣り込み腰。2021年7月、東京五輪柔道女子52キロ級で金メダルを獲得。日本体育大学所属。
<阿部一二三さん プロフィール>
1997年、兵庫県神戸市生まれ。2歳上の兄と一緒に柔道を始め、神港学園高2年のグランドスラム東京では、同大会史上男子最年少優勝を飾る。2017年・2018年の世界柔道選手権大会を2連覇。他多数の世界大会で優勝を果たす。得意技は背負い投げ。東京五輪で金メダルに輝く。パーク24所属。
<受賞理由>
一二三は柔道男子66キロ級、詩は女子52キロ級で、それぞれ「東京2020」の金メダルを獲得。柔道では史上初めての快挙であり、オリンピックの同じ大会できょうだいでの金メダル獲得もまた初めて。こんな兄姉は見たことがない。
五十嵐カノアさん(プロサーファー)
<プロフィール>
1997年、米カリフォルニア生まれ。3歳からサーフィンをはじめ、最年少の9歳でUSAチームに選出される。アジア人として初めて、トッププロが集うチャンピオンシップツアーに参加。優勝を含む好成績を残している。木下グループ所属。
<受賞理由>
準決勝では2度のワールドチャンピオンであるガブリエウ・メジナを相手に、残り8分の大技で逆転勝利。世界年間ランキングで6位につける実力者は、惜しくも銀メダルという結果ながらも、競技の魅力を幅広く、存分に伝えてくれた。
都筑有夢路さん(プロサーファー)
<プロフィール>
2001年、神奈川県生まれ。父と兄の影響で11歳よりサーフィンをはじめる。16歳だった2017年から世界を転戦、2019年にはアジア人としてはじめてWSLワールドジュニアチャンピオンに輝いた。
<受賞理由>
1回戦の最下位から気持ちを切り替えてのぞんだ敗者復活戦を勝ち進み、準々決勝でも強敵に勝利。世界トップクラスを相手に見事銅メダルを獲得した弱冠20歳のNEWヒロインを祝福する。
野口啓代さん(プロフリークライマー)
<プロフィール>
1989年、茨城県生まれ。小学校5年生のときに家族旅行で訪れたグアムでクライミングと出合う。ワールドカップで通算21勝をあげるなど、クライミング界の絶対女王だ。
<受賞理由>
東京五輪を最後に現役を引退することを表明して挑んだ最初で最後の舞台では、銅メダルを見事に勝ち取った。ワールドカップ年間王者を4度経験するなどスポーツクライミングの第一人者であり、今年の顕著な活躍を祝福する。
堀米雄斗さん(スケートボーダー)
<プロフィール>
1999年東京生まれ。父親の影響で6歳からスケートボードをはじめる。2014年、2015年に日本の年間グランドチャンピオンになり翌年渡米。2017年からストリートリーグに参加。2018年に3大会で優勝。
<受賞理由>
東京五輪では、スケートボードのストリート男子で金メダルを獲得。6月にはアメリカで開催された「スケートボード・ストリート世界選手権」で初優勝を遂げた、スケートボード界の新ヒーローを祝福する。
「GQ MEN OF THE YEAR 2021」生配信 開催概要
■日 時 :2021年11月24日(水) 19:30〜
■ゲスト :阿部詩さん(柔道家)、阿部一二三さん(柔道家)、有村架純さん(女優)、
五十嵐カノアさん(プロサーファー)、北大路欣也さん(俳優)、北村匠海さん(俳優)、
JP THE WAVYさん(ラッパー)、志尊淳さん(俳優)、都筑有夢路さん(プロサーファー)
TOMORROW X TOGETHERさん(アーティスト)、野口啓代さん(プロフリークライマー)、
マヂカルラブリーさん(芸人)、堀米雄斗さん(スケートボーダー)、役所広司さん(俳優)、
ゆりやんレトリィバァさん(芸人)、LEXさん(アーティスト) ※五十音順
※ TOMORROW X TOGETHERさん、堀米雄斗さん、役所広司さんはビデオ出演となります。
■ 総合司会:田中みな実さん、司会:角田晃広さん(東京03)
授賞式視聴URL
https://youtu.be/TGTUg_WnYQ8
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https://www.tiktok.com/@gqjapan?lang=ja
11月25日発売の『GQ JAPAN』2022年1・2月合併号では、「GQ MEN OF THE YEAR 2021」受賞者のインタビューなどを掲載しています。『GQ JAPAN』でしか見ることができない、特別に撮り下ろした写真も必見です。
さらに、2022年2月1日発売の『GQ JAPAN』3月号では、「GQ MEN OF THE YEAR 2021」授賞式当日のレポートをお届け。パフォーマンスの様子などを当日の写真とともに紹介します。
【GQ JAPAN】
1957年に米国で創刊し、現在21の国と地域で発行する、クオリティ・ライフスタイル誌『GQ』の日本版。Globalな視点で物事を考えるIndependentな男性の24時間365日の情報源として、2003年に創刊。知性・品性・感性を備え、本質にこだわる男性のためのライフスタイル誌として、幅広い層から支持を得ている。
『GQ JAPAN』ウェブサイト https://gqjapan.jp