H&Mは、冬の必須アイテムを取り揃えたメンズ・キャンペーン「Winter Fashion with 柄本佑」を、2021年12月2日(木)より全国のメンズ取扱店および公式オンラインストア(hm.com)にて順次発売する。
＜キャンペーンモデルには柄本佑さんを起用＞
幅広い世代からの支持があり、うちに秘めた自信と謙虚さを兼ね備えているロールモデルとして、今回のキャンペーンにご登場いただきました。
この冬H&Mが打ち出すファッション・ストーリーは、自然体な自分らしさと都会的なモダンカジュアルをテーマにしています。柄本さんのスタイルや気分に合わせ、都内近郊の様々な場所で撮影されました。自然体でリラックスしたムードの中、それぞれのルックに合った表情やポージングを見せるなど、どんな役でもこなす柄本さんの俳優の一面を垣間見れる
キャンペーン・ビジュアルが完成しました。
アウターやレイヤード・アイテムなどを取り揃えた、最新のH&Mメンズ・コレクションを着こなす柄本さんにご注目ください。
＜柄本佑さんインタビュー＞
Q：H&Mとの関わりは？そして今日の撮影はどうでしたか？
H&Mは日常的に家族でよく利用させてもらっています。私服で表舞台に出る時などにも、渋谷のお店にはしょっちゅう寄っていますね。手に入れやすい価格という点も大きいですが、何より形のきれいなフォーマルな物からラフなものまで何でも揃っているので、よく使わせてもらっているんです。今回の撮影では、５カットそれぞれ違った格好をさせてもらいました。お仕事でいろいろな洋服を着る機会があるのですが、プライベートではなかなかチャレンジする勇気がなかったスタイリングもあったので、意外に似合うアイテムを知れる良いきっかけになりましたね。自分の中で可能性が広がった気がします。
Q：今回のお気に入りのスタイリングなど
パーカーにネルシャツや、コートにコーデュロイパンツのコーディネートは、丸っきり僕の私服そのままです（笑）。パーカーは、このプルオーバーが好きなんですよ。そのパーカーにネルシャツを重ねて全身をグレーでまとめた、コートを着ないスタイルが好みですね。黒のブルゾンに合わせたベーシックなジーンズも、すごく良かったです。色味もシルエットもすごく気に入りました。 改めて見てみると、今回着用したルックは（自分史上）ほぼ全部やってきてますね。でも唯一、通ってないのがフライトジャケットかも。なぜかわからないけど、洋服は丈が短いと不安になる性分なんです。（手が長いので）昔から袖丈が足らなくて、ずっとえ袖に憧れていました（笑）。H&Mのフライトジャケットも最初は不安だったんですが、実際着てみたら「結構良いじゃん！」と思いました。 着丈は短いけど、袖丈はしっかり長めなので安心感がある。皆さんにも似っていると言っていただけたので、これからは苦手意識を持たずにいろいろチャレンジしていきたいです。
Q：柄本さんにとって自分らしいスタイル、カッコよさとは？
自分らしいスタイルってあまり考えたことがないんですけど、中高生の時代にしていた、Tシャツにジーンズ、足元は下駄というスタイルなのかもしれませんね。これは殿山泰司さんという昭和の名優に影響を受けたものなので、時代やトレンドとは真逆のものかもしれないけど、一番カッコいいと思っていました。でもだんだん年齢を重ねて、結婚し、子供もできてってなると、明らかに自分が一番ではなくなってきます。人からこう思われたい、カッコよく思われたいという願望もなくなってきて、「とりあえず、僕ってこんな感じです。」って、語らわずとも服装だけで自分の為人（ひととなり）とか哲学とかが伝わる服がいいな、と思うようになりましたね。
Q：俳優としてキャリアを積まれてきた中で、強く自信に繋がるきっかけとなった出来事などはありますか？
僕らの仕事（俳優）って、やればやるほど不安が募るばかりですけどね…。たぶん自信がない、不安な状態がある意味で正常なんじゃないかなと思います。僕らは作品作りという、誰も行き先が分からないことをやっている。だけど、どこかで「これでいいんだよな？」って思いながら、みんなとしっかり不安を共有しながら進めることが大切。分からない、自信がない、不安というものが、実はものづくりの根源なんじゃないでしょうか。例えば、ぼくの場合は、仕事をしてない時間も結構あったりします。そういう時、根拠は分からないけども、『地に足を着ける』ということが一番自信に繋がる気がします。いまを生きてるんだと実感できることを発見することが大切なんだと思います。普通の暮らしをするっていうことが、仕事に対する自信につながる。人それぞれなので、何が普通かなんて誰にも分からないですけどね（笑）。それがぼくの場合は、台所に洗い物を溜めないということ、毎朝ベッドメイキングすること、そして掃除洗濯をきちんとするという、ちゃんと普通の生活を送ることでした。毎日の些細なルーティーンが良いと思うんです。やっぱり生活のベースがしっかりしてないと、仕事はできない。これは誰にでも当てはまることかもしれないですね。
Q：洋服が自信につながる役割を果たすこともあるかと思います。柄本さんは、モチベーションを上げたり自信をつけたい時（例えばオーディションやインタビューなど）に心がけているスタイルなどありますか？
僕がいちばん緊張し、自信が欲しいと感じるのは、（芝居や映画など）現場の初日なんです。あと今日みたいな撮影や取材の日とか（笑）。そういう時こそ逆に、自分が緊張せず自然体でいられるゆるい恰好を選びますね。現場はもちろんだけど、そこに向かう道中というのがすごく大事。到着するまでに肩に力が入ったりしないような、いちばんリラックスできる服がいいんです。ゆるく見えても、意外といろいろ悩んでコーディネートしています（笑）。
Q：これを読んでいる皆様へ向けてのメッセージ
これは是非実践していただきたいと思っているんですけど、ようやく外出できるようになってきましたが、まだ世間はきゅうきゅうとしているじゃないですか。そこで自分の家という変化の少ない空間の中で、いつもの何倍も時間を掛けて、丁寧にTシャツを畳んでみる。たったそれだけで、非常に贅沢で豊かな時間が過ごせると思います。そうすると、家にいながらにして人間としての自分の成長を感じられるし、充実した気持ちになれる。それが自信に繋がることだってあると思うんです。家事に限らず、それぞれがルーティーンで日々こなしていることに、たっぷり時間を掛けて真剣に取り組んでみてください。見え方が変われば、意識も変わる。時間を掛ければ掛けた分だけ、ゆとりや豊かさ、贅沢さが味わえると思います。
※インタビュー全文は下記リンクからご覧いただけます
https://about.hm.com/ja_jp/news/general-2021/hm-mens-winter-fashion-emoto-tasuku.html
■キャンペーン概要
・キャンペーン名称：『Winter Fashion with 柄本佑』
・発売日：2021年12月2日（木）より順次
・販売店舗：日本全国のMENS取り扱い店および公式オンラインストア（hm.com）
・キャンペーンサイト：https://www2.hm.com/ja_jp/men/seasonal-trending/winter-fashion.html
