「青春謳歌」をテーマに制作された今年の全校企画。昨年度１月から実行委員会や文化委員会の中で構想を練り始めた。その中で、SDGsの12番「つくる責任つかう責任」に則り、以前の「こゆるぎ祭」で使われたコルクボードを再利用して黒板風アートを制作することに決まった。
今年度４月には、元となるデザイン画を美術部に依頼。できあがったデザイン画は42分割され、黒板塗料を塗ったコルクボードに文化委員が下書きをして、各クラスに配布。７月15日のＨＲでは、クラスごとに指定されたチョークで色を塗る作業が行われた。回収したコルクボードは「こゆるぎ祭」の準備日に文化委員が繋ぎ合わせ、当日の朝、生徒玄関に飾られた。
「こゆるぎ祭」当日は強風の影響を受け、途中で破損してしまったが、多くの人が作品の前で写真を撮る様子が見られた。
原画を描いた美術部の1年生は、「美術部の１年生みんなでデザインを考えました。共同して作業をすることはたいへんだったけれど、完成した作品を見たときはやってよかったと思いました」と笑顔で答えた。
※本情報は、向上高等学校 新聞委員会が発行する「こゆるぎ」より転載しています。
向上高等学校HP：https://www.kojo.ac.jp
