1月31日発売のAERA 2月7日号の表紙に、NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で「昭和の好青年・稔さん」を見事に演じ、鮮烈な印象を残した松村北斗さん。AERA 2月7日号で初めて、単独で表紙を飾っていただきました。SixTONESメンバーとしてはジェシーに続き、2人目の単独表紙。自身の監督作品「ホリック xxxHOLIC」(4月29日公開予定)に松村さんを起用した蜷川実花のカメラの前で松村さんが見せたのは、稔さんとはひと味もふた味も異なる表情。表紙はもちろん、3ページにわたるカラーグラビア&インタビューでも、その「美しさ」は際立っている。
インタビューで語られたのは、朝ドラ撮影での試行錯誤、そこで見つけた「演技の課題」、SixTONESとして発売したセカンドアルバムやツアーについて――。インタビューの最後には、少し前に帰省した地元で友人と話した「空」の話も。一つ一つの質問に、自分の言葉で真摯に答える姿は、無限の「伸びしろ」を感じさせてくれた。
この号の特集は、まもなく開幕する北京五輪。巻頭では、3連覇の期待がかかるフィギュアスケート男子シングルの羽生結弦選手に注目。昨年末の全日本選手権後の「3連覇を決意した」という発言を入り口に、羽生選手自身の言葉をヒントにしながら、4回転半を巡る試行錯誤や北京五輪に挑む姿勢についてリポート。「結弦に敬意を持って挑む」と話すネイサン・チェンや、羽生選手とともに代表に選ばれた宇野昌磨選手、鍵山優真選手についても取材。男子シングルに先駆けて行われる団体戦でメダルを獲得するための戦い方も分析した。
スノーボードの平野歩夢選手についての記事も掲載。スケートボードの選手として東京五輪に挑戦し、新型コロナウイルスの感染拡大による延期で半年足らずの準備期間で北京五輪に出場することになった平野。彼を支える人々などに取材し、「二刀流」がスノーボードに与えた影響や、平野選手の道具・ウエアへのこだわりを描く。
2018年の平昌五輪で「そだねー」の北海道弁や「もぐもぐタイム」が話題となったカーリング。北京五輪を戦う「ロコ・ソラーレ」が練習拠点とする北海道北見市常呂町で、リンクの製氷を担当する「シゲさん」への取材や、正確なショットを生み出すための「姿勢」を支えるカーリングパンツの開発秘話など、読めば競技観戦をこれまで以上に楽しめる情報をお届け。
さらにAERAは、五輪代表は逃したものの、1月20日、21日にエストニアで開かれたフィギュアスケート四大陸選手権に出場、アイスダンスで銀メダルを獲得した村元哉中・髙橋大輔組への独占インタビューに成功。現地でインタビューに応じた2人は、四大陸選手権で結果を出して喜びや、全日本選手権で五輪代表を逃した悔しさから生まれた思い、ペア結成2年で成し遂げたことや今後の目標について、率直に語ってくれている。
ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」に主演する丸山隆平さんにもインタビューを敢行。ジョン・キャメロン・ミッチェルが主演した映画を見たときから「いつか演じてみたい」と考えていたというヘドウィグ役と向き合って、自身に起きた変化や、夢の中でたどりついた「答え」についての話には、丸山さんの人柄が色濃く表れている。舞台出演の際の「必需品」だという早口言葉や、ファンに対する思いなども含め、笑って泣けるインタビューになった。
この号には、「米化」という手法を編み出してオートミール・ブームに火をつけた「これぞう」さんも登場。オートミール・ダイエットを実践できる直伝のレシピ「ナシゴレンの目玉焼きのせ」「石焼き風ビビンバ」「塩昆布のおにぎり」などを掲載。実際に作って食べたライターの感想は「時短・簡単・かなり美味」。持続可能なダイエットとして、試してみる価値はありそうだ。
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AERA(アエラ)2022年2月7日号
定価:440円(本体400円+税10%)
発売日:2022年1月31日(月曜日)
https://www.amazon.co.jp/dp/B09MYYWB5T