5月23日発売のAERA5月30日増大号は、表紙に俳優・タレントの相葉雅紀が登場。12年ぶりの主演舞台を前に、複雑な役に挑む思いを語っている。テレビなどで見せる天真爛漫な「相葉ちゃん」とはまた違う、影をたたえた表情は必見。本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花が相葉のまた違う一面を引き出している。
表紙に登場する相葉雅紀は舞台「ようこそ、ミナト先生」で、一見人当たりはいいけれど、大きな秘密を抱える人物を演じる。「その感じをどう表現していくかが難しさであり、楽しさでもあり、突き詰めていきたい部分です」。舞台に挑むのは12年ぶり。その間、公私に様々な変化があったと振り返り、「その時その時をとにかく精一杯、全力で生きてこられた」という経験値が大きいと言う。「そこで得たのは、どんなときも腐らず懸命に生きていれば、絶対いい方向に進んでいける、ということ」と断言する。相葉にとって、舞台は「お客さんと緊張感を共有する」特別なもの。直接ファンと顔を合わせられる場は、「(嵐は)休止中だからライブはないし、コロナ禍で番組の観覧もほぼない状態」。だからこそ、ファンと同じ空間にいられる舞台は貴重で、「ファンの皆さんも待ってくれていると思いますけど、僕はそれ以上に待っている」と語っている。相葉の「今」が詰まった数々の撮り下ろし写真とインタビューは、必見だ。
月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、Instagramのフォロワー45万人超の濱田英明を先生に迎えての第2回。前回のレッスンで向井が題材としたオレンジの花を、濱田が撮影した写真を見せてもらった向井。予想外の視点、角度や構図で撮られた2枚に、「深いですね」「ぜんぜん違うな、写真って!」と刺激を受ける。そして、「誰かの写真を見て、自分もああいうふうに撮りたい、って気持ちになるのはわかる」としながらも、大切なのは、本当に撮りたいものをちゃんと撮れているか、自分のものの見方を表現できているのかだと語る濱田に、「すごいなあ、こんなん話してもらえるの」と向井。写真の本質に迫る、とても大事な話を2人で交わしている。その話を経て改めて向井が撮影し、濱田が「作品ですね。写真展レベル」と評した写真とは?濱田が「少し引いて」撮った、想像の広がりのある向井の姿や、眼鏡をかけた理知的で物憂げな表情も、お見逃しなく。
AERA(アエラ)2022年5月30日増大号
特別定価:470円(本体427円+税10%)
発売日:2022年5月23日(月曜日)
https://www.amazon.co.jp/dp/B09WPT8CYN