アニメ「神クズ☆アイドル」仁淀ユウヤ、「ハナビちゃんは遅れがち」東雲ムサシ、「ワンパンマン」ロジーや、ゲーム「A3!」木之崎レントなど、数多くの役を演じている卒業生声優・今井文也(Rush Style／2018年卒)と、声優雑誌として根強い人気を誇る「声優グランプリ」編集長の廣島順二が来校しスペシャルトークを開催した。
事前に募集した参加者の皆さんからの質問に、声優・役者として話してくださった今井さんと、雑誌の企画から声優の発掘・取材までを行う立場として話してくださった廣島編集長。二人の言葉はどれも貴重なものばかりだった。
「歌やダンスはできたほうが良いですか？」という質問に対し、「AMGに入学するまでは練習したこともなかったし、在学中はまさか今みたいに歌の仕事が増えるなんて思ってなかったけど、歌やダンスができて損になることはないから、ぜひチャレンジして欲しいです」と、今井さん。廣島編集長も「ベテラン声優さんも日頃から歌の練習をしているとよく聞きます。声の表現の幅を広げるために歌の練習は必要だと思います」と話してくれた。
「辛い時、スランプに陥ったときの対処法を教えていただけますか？」という質問では、「AMG在学中は、しんどかったことはあまりないかな。演技が上手い下手よりも“好き”とか“楽しい”っていう気持ちが大切です。本格的に声優の仕事を始めてからも大変なことはあったけど、辛くはなかったです」と、今井さん。続けて、廣島編集長からは「声や演技に正解はないから、話して聞いてを繰り返して練習の回数を重ねないと、その人にしかない味が出ないよね」と、アドバイスをいただいた。
「売れてる声優さんの特徴はなんですか？」という質問には、「売れてる人の共通点は、腰が低いことだね。気配りができる人が多いと思うし、今井さんは人間性も素晴らしいと思います」と、廣島編集長。それに対し、「AMGの学生は、礼儀を徹底的にたたき込まれますからね。あと、“このままで良い”と思ってる人はいないはずです。第一線で活躍されているのは、自分との向き合い方が上手で貪欲さを持っている方だと思います」と、今井さんから貴重なお話を聞かせていただいた。
この他にも楽しいトークは最後まで繰り広げられ、内容の濃いイベントとなった。
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