“土木”について知る企画「菅生健人の土木を知るSeason2」。今回は“鉄筋工事”といわれるコンクリートの中にある骨組みの部分を組立てる工事のスペシャリスト・三惣工産株式会社の社長、従業員の方に土木の魅力や会社の特徴などについてのお話を伺いました。
三惣工産株式会社は、その歴史を辿ると明治34年(1901年)創業という、土木業界では老舗の会社。今回は社長の大久保さんと従業員の方にインタビューをしたのですが、皆さんから「温かさ」を感じました。思わず僕も三惣工産でお世話になりたいなと……(笑)。また、大久保社長と一緒にラジオ番組にも生出演! 土木について一緒に語るなど、楽しい経験もできました!
菅生健人が三惣工産の大久保社長、従業員2名にインタビュー!
▲写真一番右:大久保鑑一社長(土木歴約35年)/写真右から2人目:大久保賢二さん(土木歴約8年)/写真右から3人目:仲川浩司さん(土木歴約6年)
―三惣工産の魅力を教えてください。
仲川浩司さん: 僕にとっての三惣工産の魅力は、のびのびと仕事ができることですね。
大久保賢二さん: 三惣工産は鉄筋工事がメインの会社なのですが、資格の取得のしやすさが一番の魅力です。僕も1級鉄筋施工技能士※を取得しました。この資格は実技試験があるので練習が必要なのですが、三惣工産には自主練習できる環境が整っています。
―資格を取得することのメリットを教えてください。
大久保賢二さん: 1級鉄筋施工技能士の他に、施工管理技士などの資格もあるのですが、資格を取得した際には手当てとしてお給料に反映されます!
―社長、太っ腹ですね(笑)! 三惣工産では、どういったタイプの人材を求めていますか?
大久保社長: とにかく明るくて、元気な方。土木の職人は昔から気が強い人というイメージが強いのですが、今は時代も変わり、雰囲気はすごく良くなっています。やっぱり仕事をしていて楽しくなければダメだと思うんです。もちろん、女性の方も大歓迎です!
―土木の魅力を教えてください。
大久保社長: ICTの導入などにより土木も進化しています。今まで人が手作業でやっていた測量にドローンを使うことでその役割を果たすなどしています。しかし、地面を掘るにしても、多くの地下鉄やライフラインがあるなど地下が過密状態の中で、隙間を縫って安全に施工するには、まだまだ人がやらなくてはならない仕事が多いんです。人の知恵が絶対的に必要な仕事というのが魅力ですかね。
国家資格である技能検定制度の一種で、鉄筋施工に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。技能検定においては、「鉄筋施工図作成作業」と「鉄筋組立て作業」に分かれ、等級には、1級・2級・3級がある。3級は高校生でも建築科などに在籍していれば、1年生から受検可能。鉄筋施工技能士は、職業訓練指導員 (建設科)の実技試験免除資格になっている。
本社:神奈川県横浜市 創業:明治34年(1901年)
鉄筋工事のプロ集団として常日頃より技を磨き、さらに建設業の技術の向上高度化に対応し、より良い製品造りに取り組んでいます。
三惣工産HPはコチラ>>>http://sansokosan-group.world.coocan.jp
『おいでよ!青春る』に、
菅生健人と三惣工産の大久保社長が出演!
各コーナーを「授業」と設定し、毎回高校生が先生として出演するこの番組。今回は特別に「土木の授業」として、菅生健人と大久保社長が先生となり、女子高生3人に土木の魅力を語りました。女子高生3人も、ほぼ毎日利用するという「渋谷駅」の開発の話題に興味津々!
■放送局
文化放送 FM91.6 AM1134
■放送日時
毎週火・水曜日 19:00〜21:00 生放送(2023年3月まで)
※特番などで放送が無い場合もございます。
菅生健人のYouTube「こっちのけんと」では、本誌で紹介した内容を動画で配信! 臨場感のある現場シーンや、土木に携わる方々と菅生健人との、ためになるトークをお楽しみください!
菅生健人の土木を知るプレイリストはこちらから>>>これまでの動画を一気に見る!