今秋いちばんのアニメ話題作!
豪華すぎる主題歌が話題です!
「マンガ大賞2021」など数々の賞を受けたマンガ『葬送のフリーレン』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)のTVアニメ版が、いよいよ9月29日にスタート。初回は、日本テレビ系の映画枠『金曜ロードショー』での放送が決まり、同枠でTVアニメシリーズの初回放送がされるのは史上初。さらに、OPテーマをYOASOBIが、EDテーマをmiletが担当するという、人気アーティストを揃えた主題歌が話題。
ファッション誌『Oggi』(小学館刊)に、そんな話題作を盛り上げる2組のアーティストが登場。楽曲に込めた想い、そして歌とアニメの新たな可能性について語ってくれている。
「制作中に聴いていたら絶対に意識しちゃってた(笑)」
実は撮影のこの日、両アーティストが会うのは、約2年ぶり。出場した2021年のNHK紅白歌合戦以来の再会で、主題歌の制作中に直接会うことはなく、「お互い、どんな曲をつくっているのか、全く知らなかった」(YOASOBI、Ayase・写真左)と
取材時には、3人で本編のOPとEDの映像を初鑑賞。はじめてお互いの曲を映像とともに聴いた感想を、milet(同右)は、「一緒に観ることができてすごく新鮮でした!でも、自分がEDテーマを完成させてから(OPテーマを)聴けてよかった・・・!と改めて思いました。制作中に聴いていたら絶対に意識しちゃってたから(笑)」とも。
トップアーティスト同士のいい化学反応に手ごたえ
そんなトップアーティスト同士の対談は、「今までいろいろなアニメの主題歌を担当させていただきましたが、こうしてOPテーマ・EDテーマの各アーティストが集まってゆっくり話をすることははじめてかも」(milet)と言うように、原作の世界観をどう曲で伝えるか––、それぞれのアプローチや表現の違いを鮮明にしていきます。お互いの曲への感想もとても新鮮。
miletは、「コミックスを読みながら、『このシーンはいいな』『ここの言葉が素敵だな』と思っていたところが、OPテーマで曲としてすべて表現されていたので『すごいことになっている!』と思ったんです」。一方のYOASOBIのikura(同中)は、「miletさんが歌っているEDテーマを聴いているとき、『葬送のフリーレン』の世界に漂っている空気に包まれているような、不思議な感覚になったんです」。
そして出来上がった曲は、OPテーマとEDテーマがきれいなひとつのストーリーに。Ayaseは、「OPテーマとEDテーマは基本的には別物で、各クリエイターがそれぞれに表現すればいいと思っているんだけど、今回は結果的にすごく相性のいい2曲になったんじゃないかと思います」と、クリエイター同士のいい化学反応に手ごたえを感じたと言う。
対談の続きは、『Oggi』11月号で。発売は、『葬送のフリーレン』初回放送の前日、9月28日。ぜひ、本編を観る前にチェックすることをオススメ!