【インタビュー】にじさんじ所属の新人VTuberユニット『3SKM』の3人に迫る!

にじさんじから3月12日にデビューした北見遊征、魁星、榊ネスの3名によるVTuberユニット3SKM(スリーエスケーエム)。3月15日にはデビュー曲『DIGGY DIGGY』が公開され大きな話題となりました。そしてこの度、3SKMがYTJ誌に初登場! デビュー曲の裏話や今後の目標についてお聞きしました。

【インタビュー】にじさんじ所属の新人VTuberユニット『3SKM』の3人に迫る!
写真左から: 榊ネス , 北見遊征, 魁星

3SKM(スリーエスケーエム)
様々な文化が入り交じるバーチャル横浜を舞台に活動している、新米呪術師の北見遊征、鍵屋の魁星、執事の榊ネスの3名からなるVTuberユニット。

まずはデビューした感想を教えてください。

北見:毎日とても新鮮で楽しいです! まだ慣れていなくて、配信の準備に時間がかかったり、サムネイルを作るのも大変ですが、自分だけじゃなくて、みんなのことも楽しませられるような配信者を目指して頑張っていきたいです!

魁星:まだまだデビューしたという実感が湧かないんですけど、遊征が言ったように、見にきてくださった方々を楽しませられる、皆さんの生活の一部になれるような配信ができるように頑張っていきたいという気持ちです。

榊:リスナーの皆さんの前で配信ができていることにワクワクしています。まだデビューしてあまり時間は経っていませんが、今は毎日配信の準備をするだけで楽しいです。

 

デビュー曲『DIGGY DIGGY』はどのような楽曲になっていますか?

北見:ラップやメロディラインのあるイマドキって感じのポップでかっこいい曲になっています。そして、俺たちにとっては、「にじさんじでやってやるぞ!」っていう自分たちの決意を示せた曲になっていると思います。

 

『DIGGY DIGGY』のおすすめポイントはありますか?

北見:俺が気に入っているのは、アウトロのネスのラップから始まって3人で一気にラップをやって終わるところ。入りのネスと魁星のラップが治安悪くてすごくかっこよくて好きなんですよね!俺にないものを持っている感じがして好きです。

魁星:僕は、サビ前の遊征の「イメージの先へ」と盛り上がっていく部分とネスの2番のAメロでラップをした後に、良い声でメロディを歌っているところがおすすめです。

榊:パラダイスね。

北見:あそこ良いよな。あんなに歌われたら、一緒にパラダイスに行っちゃうよな。

魁星:いや、一緒には行かんけど……。

北見:一緒には行ってくれないんだ!(笑)

榊:私のおすすめは、アウトロ前の「Leady or not〜」のところからですね。“アウトロに行くぞ!”って盛り上がっていく準備をしているところでもあって。あのワクワク感っていうか、これから来るぞって言う感じがおすすめです。魁星はラップが多めだよね。

北見:魁星の歌声は特にAメロの部分が色気があっていいよね。ネスのラップは、綺麗な見た目に反して治安が悪いバチバチのラップ(笑)。俺はストレートに伝わる歌声で歌えたんじゃないかなと思います。

榊:私はもともと曲の雰囲気に合わせて歌いがちで。「俺たちのことをもっとたくさん見ろやぁ!」ってメッセージの曲なので、優しい声で歌うよりも、治安悪めにかっこよく行こうかなと(笑)

 

『DIGGY DIGGY』はどういった時に聴いてほしいですか?

魁星:僕は、歌詞的にも新しく何かを始める時に聴いてもらえたら嬉しいです。

北見:この曲を聴いて、モチベーションを上げてもらえたら嬉しいよね。俺は、元気な時も気分が落ちている時も、朝一でも、昼飯時でも、夜でも! どんな時でも聴いてほしいです。

榊:登校中です。“今から勉強しなきゃいけない”や“眠たい”とか、登校時間ってすごく憂鬱だと思うんです。この曲はめっちゃノリノリなので少しでも憂鬱な気分を払拭してくれる力があると思うのでぜひ聴いてもらいたいです。

 

3月15日(金)に行った初配信はどうでしたか?

北見:楽しくて、喋りすぎて時間が足りなくなっちゃったんです。そういうところで親しみやすさを感じてもらえたんじゃないかなと思います。リスナーさんも、初対面からいじってくれて、今後も友達みたいな距離感で配信を楽しみたいので、今の距離感がいいのかな。強いて言うなら、歌でかっこいいところを見せていきたいと思っています!

魁星:緊張して初配信で何があったか覚えていないんですけど、配信前にSNSでカバーする曲名を的中されている方がたくさんいて。「その曲を歌わなきゃおかしい」っていうコメントばかりで(笑)。すごい歌が苦手なんですよ、僕。なのにそんな注目されている中で自分の歌が聴かれるんだと思うと本当に緊張で胃に穴があきそうでした(笑)。

榊:感想ではなく裏話になってしまうんですけど、準備段階ではエンディングのインストを流し忘れてアカペラで歌っちゃったりして。でも本番は無事成功して、私が意図した配信ができたので一安心という感じです。視聴者さんの反応は「カオス!」とか「おもしろかったです」しか見なかったので、おもしろかったみたいです!

 

今後個人や3SKMで挑戦してみたい企画はありますか?

北見:個人だと、耐久系の配信とかをしてみたいです。あとは、俺は恋愛が得意ではないのでギャルゲーもやってみたいなと思っています。グループでやるなら、これは俺が勝手に名前をつけているんですけど「交換未来日記」っていう企画を考えていて。3人がお互いに未来の日記を書いて、その通りに1日過ごしてもらうっていうのをやりたいと思っているので、いつか二人には体を張ってもらおうかなと思っています(笑)。

榊:デスノートだ。

魁星:デスノートやん、ほんまに。

北見:ちゃんと俺が「楽しかった」って書いたら楽しまなきゃダメだよ!

榊:ちゃんと手加減してくださいよ、お二方お願いします。私は執事なので、裏で仕事をしているので。

北見:俺らも呪術師と鍵屋で働いてるから!無職みたいに言うな!(笑)

魁星:僕はわらしべ長者をやりたいと思っていて、いろんな人に協力してもらう形にはなるんですけど、何か物を持ち寄って、物々交換をしていったら最終的に何になるのかちょっとやってみたいなって思います。3人では、せっかくグループとしてデビューしたので、例えば、3人の旅行Vlogとかそういった日常や、オフの姿を見てもらう企画があってもいいのかなって思います。

榊:私はビートボックスが好きなので、ビートボックス大会をやりたいです。大会の優勝賞品は榊ネスが作ったオリジナル曲!にじさんじにはすごい先輩方がたくさんいらっしゃるので、ガチで練習してきてもらって、審査員として聴きたいなって思います。それと個人的には、遊征のサムネイルって個性的で味があっておもしろいと思っていて。いつか「北見遊征サムネイル選手権」をやりたくて、10人くらい集めて遊征のサムネイルを真似したものを作ってもらい、どれが遊征の作ったサムネイルか当ててもらう企画をしたいです。

北見:俺をおもちゃみたいに(笑)。俺的にはずっと真剣に作っているんですけど、リスナーからも同期からもおもちゃみたいな扱いを受けていて、もう開き直ったので「どうぞ遊んでください」って感じです(笑)。でもおもしろそうなので、いつかやってみたいですね。

 

ファンの皆さんに呼んでほしいニックネームはありますか?

北見:「きたみん」って呼んでほしいです!まだあまり呼んでもらえてないので浸透していってほしいです。

魁星:僕はなんでもどうぞっていうスタンスなので、「魁星」でも「魁星さん」でも「魁星くん」でもいいんですが、“ちゃん”付けだけは控えてくれたら嬉しいです。

榊:私は、語感がいいので「ネスネス」でよろしくお願いします。

魁星:“きたみん”、“ネスネス”、“なんでもどうぞ”、なんや。

北見・榊:急にドライ(笑)。

魁星:どうしよう……、魁星人とかにしとく?(笑)

 

自分を一言で表すと?理由のエピソードも教えてください。

北見:自分で言っていて恥ずかしいのですが“成長過程”が一番合うのかなと思います。デビューして初めて、配信というものに触れて。キーボード操作もままならないし、ゲーム実況なんてもってのほかで、冷や汗をかきながら初ゲーム配信をしました(笑)。毎回てんやわんやしているんですけど、逆にそこが魅力の一つかなと思います。ここから成長していく姿をリスナーの皆さんに見せていけたらなって思います。

魁星:僕は“自由奔放”かなぁと思います。これまでいろんな経験をしてきたんですけど、行き着いたのがライバーという形なので、自分の心の赴くままに進んできた感じです。僕だけ初配信の直後に再度配信をしたんですけど、あの時は“とにかく喋りてぇ〜、配信しちゃえ!”と思って配信をしたので、そういうところにも自由奔放なところが現れているのかなと思います。

榊:私は“クセ強”でいきたいと思います。声を聴いてくださった方に「クセ強いね」とか「特徴的だね」と言われることがあるんですけど、実は癖が強いのは声だけじゃなくて、歩き方も変みたいで。反対車線から知人に歩き方だけで「榊ネスじゃん」って特定されたことがあります。自分で自覚してないところもクセが強いんだなって思ったエピソードです。

 

憧れのVTuberの先輩を教えてください。

北見:同じにじさんじに所属している加賀美ハヤトさんです。理由としては、大人な方なんですけど、子ども心を忘れないような趣味を織り込んだ配信だなと思っていつも見させてもらっています。自分が楽しいこととリスナーを楽しませることのバランスがすごく上手な印象で。そういう素敵な大人に自分もなれたらなって思うのと、歌声がめちゃくちゃ熱くてかっこいいので好きです!

魁星:僕は花畑チャイカさんにすごく憧れています。唯一無二の個性というか、喋り方もワードセンスもそうですが、自分には思い付かないことを淡々とやっているところに憧れを感じています。男性からも女性からも、どの目線から見てもおもしろいと思える配信をされるので、自分には手が届かない存在で、頑張っていかないとなぁと思うところです。

榊:私はにじさんじの先輩の夢追翔さんが憧れのVTuberです。夢追さんはよくにじさんじの公式番組でMCをやられているんですけど、MCがめちゃくちゃ上手いんですよ。話を回すのはもちろんですが、番組の主役はゲストなのでMCが前に立ちすぎないようにするラインの見極めが本当に上手くて!毎回番組を楽しみにしています。あと、私は趣味で音楽をしているんですけど、夢追さんは作曲もやられていて、その曲もめちゃくちゃ素敵なのでそういう意味も込めて憧れのVTuberです。

 

3SKMの活動の舞台となっているバーチャル横浜のおすすめの場所はありますか?

北見:俺的に観光していて楽しいのはみなとみらいかなと思っていて、有名な赤レンガ倉庫で歴史を楽しみつつ、ショッピングができたりできるのがいいですよね。ロープウェイもあって、景色もすごく綺麗で楽しいと思います。あとは、俺たちのキービジュアルの背景にも映っている観覧車とかもあるので、デートにもおすすめです。

魁星:僕は遊征が言ったところとかも含めてなんですが、アンパンマンミュージアムがおすすめです。特にジャムおじさんのパン工場が超おすすめで、アンパンマンの世界観が本当によく再現されていて、素敵だなって思います。本物のパンが売っているところが一番の魅力で、たまになんですけど限定でいちごジャムとかも売っているんです。それが世界観にマッチしていていいなぁって思います。

榊:「お前が言うんかい!」って感じなんですけど、私は中華街ですね。魁星が働いている路地裏の鍵屋もありますし、シンプルに中華街で食べ歩きするのが楽しいです。
北見:ぜひグッズを持って訪れてみてほしいです!

 

今後の目標を教えてください。

北見:配信者として成長するのはもちろんのこと、3SKMとしてBIGになってでっかいステージに立って、新しい曲をいっぱい歌いたいです。

魁星:僕はやっぱり3人で大きなステージに立つことと、健康を維持して長く活動していくことが目標です。

榊:音楽が好きなので、3SKMのオリジナル曲『DIGGY DIGGY』を大バズリさせたいです!

 

最後に高校生にメッセージをお願いします。

北見:今しかできないことがあるから、高校生活を全力で楽しんでください!

魁星:この先いろんな人生の分岐点に立つことがあると思うので、たくさん悩むこともあると思うけど、悔いのない選択をして、心の赴くままに過ごしていってほしいです。

榊:私たちが言うことではないですが、あまりYouTubeばかり見過ぎないで、部活と勉強を頑張ってください。

北見:それはほんとにそう。

榊:ほんとにそうなんで、お願いします。

 

RELEASE

3SKMの決意を込めたデビューシングル
『DIGGY DIGGY』

【インタビュー】にじさんじ所属の新人VTuberユニット『3SKM』の3人に迫る!
視聴はこちら!
https://youtu.be/VG5ZzTijbec?si=ctcIwz7zKZBs6hix

INFORMATION

それぞれの公式YouTubeはこちらから!

・3SKM
https://youtube.com/@3SKM_nijisanji?si=yYCXe83dCzCXn7Xr

・北見遊征
https://youtube.com/@KitamiYusei?si=2B1pjXwpnzHyVaMU

・魁星
https://youtube.com/@Kaisei_nijisanji?si=Pa7LltaCfTkhttxB

・榊ネス
https://youtube.com/@SakakiNess?si=plSQmTSeRvg3FdOF