さまざまな活動に励む高校生にスポットを当てるスポットライト。
第63回は、毎日の朝・昼の放送のほかに学校行事での動画撮影や編集など、さまざまなことに挑戦。
“高校生活に寄り添う放送”を続けている中越高等学校放送部に迫ります。

Activity>>>高校生活を彩る校内放送と、思い出を記録し続ける活動風景

高校生活を彩る縁の下の力持ち“放送部”
朝や昼休みの校内放送をはじめ、文化祭や体育祭でのアナウンスや音響など活動内容が多岐にわたる放送部。中越高校放送部では、毎日の朝・昼休みの校内放送のほか、放課後は大会に向けて発声練習や個人練習を行っています。ここ数年、動画編集にも力を入れており、大会用の動画に加えて文化祭や体育祭、卒業式等の動画の撮影・編集も担当。高校生活の一部として生徒たちの毎日に寄り添い、思い出を記録し続ける縁の下の力持ちです。
Interview>>>経験がない人も、真剣に練習をすれば大会で上位入賞を目指せる

■中越高校放送部の活動内容を教えてください。
酒井:朝と昼の放送が主な活動になります。朝は1分ほどの短い時間で、日付や換気の連絡などを放送しています。昼の放送は35分くらいで、先生方からの連絡項目を伝えたり、音楽を流したりしています。月2回、リクエスト放送とインフォメーション放送という企画を行っていて、リクエスト放送では生徒からリクエスト楽曲を募集して放送しており、インフォメーション放送ではその月にまつわる話題を調べてきて放送しています。放課後は、大会に向けて発声練習や自分が出場する部門の練習、映像編集に取り組んでいます。
■放送部に入部したきっかけを教えてください。
酒井:最初は動画編集をしたくて放送部に入部したのですが、活動をしていくうちにいろいろな本に触れ、作者の伝えたかったことを伝えたいなと思うようになって。それからは朗読に力を入れて取り組んでいます。
山岸:入学直後の部活動のオリエンテーションで、放送部が制作した映像を見て、映像制作をしてみたいなと思い入部しました。動画編集がきっかけでしたが、今はアナウンスもやっています。
■放送部の活動で大変なことを教えてください。
山岸:体育祭や文化祭の司会は放送部が行うのですが、それと同時に撮影も行っています。文化祭では撮影した動画を編集して、最後にエンディングムービーとして全校生徒に向けて流していて。編集時間が短くとても大変です(笑)。文化祭に限らず体育祭でも、クラス当番がある中で撮影や編集を行うのは大変ではありますが、楽しいですね。
■放送部で楽しいと思う瞬間を教えてください。
酒井:大会で入賞した時は、とても嬉しいし楽しいですね。あとは、体育祭や文化祭といった学校行事で放送部一丸となって撮影する時は、忙しいのですがとてもやりがいを感じます。
■放送部の魅力を教えてください。
酒井:朗読やアナウンスの経験がない人でも、真剣に練習をすれば大会で上位入賞を目指せるところが魅力です。
■部活動を通じて成長したことを教えてください。
山岸:高校に入るまで、人前で話すと何を喋ったのか、聞いている人がどんな顔をしていたのかなど、記憶がなくなるほど緊張しいでした。放送部に入部したばかりの頃は緊張していましたが、今は慣れてきて、人前で話すことが楽しいなと感じるようになりました。
■今後の目標を教えてください。
酒井:新潟県大会で上位に入賞できるように頑張りたいです。
山岸:僕もアナウンス部門とテレビドキュメント部門の2つの部門で上位入賞を目指しているので頑張ります。
ーReportー放送部に欠かせない3つのもの
ーPersonー放送部の○○なヒト!!
中越高等学校HP:https://www.chuetsu-h.ed.jp