プロバスケットボール選手の河村勇輝がAERAの表紙とインタビューに登場「司令塔としての矜持」を語る/AERA10月10日発売

10月10日発売のAERA 10月16日号の表紙には、プロバスケットボール選手の河村勇輝が登場。先日のW杯で五輪出場を決め、日本全国を大興奮させたバスケットボール男子日本代表。その司令塔として活躍した河村が、バスケにかける思いをじっくり語った。バスケだけではなく、野球ではWBCで優勝、サッカーでも世界の強豪国を撃破するなど、日本スポーツの競技レベルが向上している。特集「スポーツ新時代」では、日本躍進の背景を読み解く。ジャニーズ事務所の性加害問題では、再出発の会見がありましたが、特定記者を指名しない「NGリスト」の存在が発覚するなど、さらなる問題が明らかになっている。さまざまな専門家への取材を通し、この問題について考える。芸歴33年の博多華丸・大吉のインタビューも収録。“欲”は全くないというその姿から、老若男女から親しまれる理由がわかる。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、脚本家の生方美久との対談全4回のうちの3回目。そのほか、多彩な記事が詰まった一冊となっている。今号は通常の月曜日発売ではなく10日(火)発売。

プロバスケットボール選手の河村勇輝がAERAの表紙とインタビューに登場「司令塔としての矜持」を語る/AERA10月10日発売
AERA10月10日発売(提供写真)

表紙&インタビュー:プロバスケットボール選手・河村勇輝
表紙を飾るのは、プロバスケットボール選手の河村勇輝。身長172センチと、バスケ選手としては小柄ながら、そのスピードとパスワークで、W杯では世界をあっと驚かせた。「僕の強みであるスピードやクイックネスは世界でも十分に通用したと思います」と自信を見せる。代表では最年少ですが、「ポイントガードとしてチームを引っ張らないといけないという自覚」を持ったと、司令塔としての矜持について語っている。撮影はもちろん蜷川実花。プレー中の河村さんとはまた違う一面を引き出している。


巻頭特集:スポーツ新時代

野球、サッカー、バスケ、ラグビー……。近年、日本スポーツの躍進が目立ちます。かつては世界と対峙できなかった競技でもトップレベルの力をつけてきているのはなぜか、その背景を探ります。スポーツジャーナリストの二宮清純さんは躍進の原動力として「代表ブーム」と「国際化」をキーワードに挙げます。そのほか、さまざまな専門家が日本の強さの背景を語ります。世界で躍進した選手の筆頭といえば、大谷翔平選手です。メジャー日本人初の本塁打王(ア・リーグ)となり、MVPも確実だと言われています。その大谷選手は何がすごいのか、そして今後の去就は、在米ジャーナリストが読み解きます。

■ジャニーズ再出発のゆくえ
故・ジャニー喜多川氏の性加害問題にまつわり、ジャニーズ事務所は10月2日に2度目の記者会見を開き、再出発に向けた発表を行った。新社名の発表など「解体的出直し」を図ることを誓った会見でしたが、課題は山積み。日米の芸能界に精通する放送プロデューサーのデーブ・スペクター、企業統治の専門家などが解説。また、今回の問題を巡っては、我々メディアや取引先企業などの責任も重大。ネスレ日本元社長兼CEOの高岡浩三、時事YouTuberとしてこの問題についても発信するたかまつななに話をうかがった。

■博多華丸・大吉「芸歴33年」を語る
福岡の顔から、全国のお茶の間の顔になった博多華丸・大吉の二人。NHK総合の朝の生活情報番組「あさイチ」の顔としてもすっかり定着した。最初は「朝のNHKの生番組を博多の漫才コンビが受け持つなんて……」と、オファーを断るつもりだったとか。そんな話から始まり、芸歴33年の軌跡を振り返る。「欲は全くない」と断言するほど、肩の力が抜けている。これが好感度に繫がっているんだなと実感できる二人のトークになっている。

■松下洸平×生方美久
松下洸平がホストを務める対談連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、脚本家の生方美久がゲスト。今号では、全4回のうちの3回目を掲載している。話題となったドラマ「silent」の脚本家として注目を集めた生方は、10月スタートのドラマ「いちばんすきな花」の脚本も担当。そのドラマでは、松下を想定して台本を「当て書き」したと言う。台本を読むと「僕じゃん」と思う部分がたくさんあった、と松下。そんな新ドラマをめぐる話が満載となっている。

ほかにも、

  • 新NISA直前 インデックス投信売れ筋ランキング
  • あのときの私が欲しかった情報を 死産や新生児死の経験者の思い
  • 「核のごみ」に揺れる自治体 原子力政策のほころび
  • 村上春樹と白石加代子「怖い話」
  • 東浩紀が語る過去と現在をつなげる「訂正する力」
  • 岩井俊二×アイナ・ジ・エンド×松村北斗 監督の声は「音楽」だった
  • 宮沢りえ×石井裕也 皆さんの記憶にこびりつきたい
  • 横尾忠則 広大無辺な自由を獲得する
  • 『街道をゆく』の現代性 司馬遼太郎の言葉
  • 武田砂鉄 今週のわだかまり
  • ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
  • 大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・松本紹圭
  • 現代の肖像 入山章栄・経営学者

などの記事を掲載。

※発売日の10月10日(火)正午からは、公式X(@AERAnetjp)と公式インスタグラム(@aera_net)で、最新号の内容を紹介する「#アエライブ」を行います。ぜひこちらもチェックしてください。

AERA(アエラ)2023年10月16日号
定価:470円(本体427円+税10%)
発売日:2023年10月10日(火曜日)

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CGWY59FT