昨年9月から約5ヶ月に渡って行われてきた『全国高等学校 AIアスリート選手権大会 シンギュラリティバトルクエスト Presented by 日立ソリューションズ・クリエイト』。1月20日、21日に開催された決勝大会では、全国から5部門合計49チーム(※競技別累計)がオンラインにて参加。長い戦いを勝ち抜き、この度優勝チームが決定。優勝チームに大会の感想を聞きました。
山形県立酒田光陵高等学校
湯The world
― 優勝した時の気持ちを教えてください。
土門: 優勝が決まった瞬間、とても興奮しました。
佐藤: すごい嬉しい気持ちです。2回戦目と3回戦目は速度が出るまで結果がわからなかったのでとてもドキドキしました。
― 大会期間中に大変だったことはありますか?
土門: 他の人たちがどんなモデルを出してくるのかわからなかったので、プログラミングを作ってからも不安でいっぱいでした。
佐藤: 自分たちが作ったプログラムはスピードを重視していたので、相手が精度重視のプログラムだった場合に負ける可能性もあり、それを回避するためのアイディアを出すのが大変でした。決勝当日は自分たちの手で相手がどれくらい当たって、どれくらい外れるのか見られてとてもワクワクしました。
京都府立嵯峨野高等学校
HEXAGON
― 優勝した時の気持ちを教えてください。
一人で参加したので正直不安でしたが、優勝することができてとても嬉しいです!
― サイバークエストに出場した理由を教えてください。
小学生の頃からプログラミングが好きで、以前からCTF(Capture The Flag)の大会だったらなんでも挑戦してみたいと思っていて。顧問の先生からシンギュラのことを教えてもらい出場してみようと思いました。大会は、サイバーセキュリティの脆弱性を見つけて、ポイントを貯めるという内容でした。量子暗号やAIの知識も学べておもしろかったです。
― 大会期間中、印象に残っていることはありますか?
初めて、量子暗号やAIの問題を解いたのがとても楽しかったです。
名城大学附属高等学校(愛知県)
うごくてんのスーパーウリアッ上
― 優勝した時の気持ちを教えてください。
優勝できたのが嬉しくて思わずウリアッ上したくなりました。大会でも自分のAIが想定通りに動いてくれていたので安心しました。長い間AIを作っていてよかったです。
― Xクエストに出場した理由を教えてください。
昨年はAIクエストに出場して優勝できず悔しい思いをしました。その後、Xクエストの試合を見ていて、自分の趣味や興味に合っている分野だと思い、今年はXクエストに挑戦しました。
― 大会期間中、印象に残っていることはありますか?
Xクエストはトランプの七並べをAI同士で戦わせる競技で、七並べの戦略を立てるのがとても難しくもあり楽しかったです。頭の中の戦略と違うカードをAIが出してしまう時があり、そこを一致させるのが特に難しかったです。
山形県立酒田光陵高等学校
睡眠欲
― 優勝した時の気持ちを教えてください。
成澤: 優勝すると思っていなかったのでとてもびっくりしました。
今野: 私もびっくりしました。大会は練習通りにできたのでよかったなと思います。
― データクエストに出場した理由を教えてください。
成澤: 部活でこの大会があることを知って、データサイエンスに興味があったので二人で出場することにしました。
― 大会で印象に残っている出来事はありますか?
成澤: 決勝で少子化問題を解決するための施策を考える課題が出た時に色々と悩みながら、他のチームが思い浮かばないようなアイディアを引き出し、それが加点につながったのはとても嬉しかったです。
今野: 大会期間中毎日楽しかったです!ありがとうございました。
高知県立須崎総合高等学校
Asakaze
― 優勝した時の気持ちを教えてください。
とても嬉しかったです! しかし、決勝のプログラムは納得のいくものはできましたが、改めて映像を見るとまだ衝突しているところも見られたので、対応力が高いプログラムを組めるように今後は取り組んでいきたいです。
― ロボクエストに出場した理由を教えてください。
ロボクエストだけではなく、とりあえず全ての競技に挑戦してみようと思って挑戦しました。その中で自分なりにうまくいかなかった競技もありましたが、ロボクエストでは自分の納得のいくプログラムができたと思っています。
― 大会期間中に印象に残っている出来事はありますか?
何度も思考していく中で、シュミレーターを思い通りに動かすことのできるプログラムを組めた時はとても嬉しかったです。
AQ、CQ、DQ、RQ、XQの5競技の日本一を決める決勝大会に、全国40の都道府県から49チーム(※競技別累計)が出場。優勝チームにはアドビ株式会社といったデジタル分野において世界最先端の企業による特別講義などが贈られる。
「シンギュラリティバトルクエスト」では、AIやICTに興味や関心のあるギーク系高校生を発掘し、未来のエンジニア「AIアスリート」として育成している。2024年にはアジア大会、翌25年には世界大会を予定。最新情報は公式SNSをチェック!
シンギュラリティバトルクエスト2023
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