4年連続！静岡県立伊豆伊東高校の“金目鯛の舞〜金目鯛せんべいプレミアム〜”が商業高校フードグランプリ本選出場！
明日11月3日に池袋・サンシャインシティ 噴水広場で、伊藤忠食品株式会社主催の「第11回商業高校フードグランプリ」の本選が開催！ 当日は審査員による試食審査、およびプレゼンテーション審査を行いグランプリが決まります。今回YTJPでは本選に出場するチームの一つ、静岡県立伊豆伊東高等学校の総合探求部フロンティ班にインタビューを実施！
リーダー・山田彩乃さん（3年）に開発商品“金目鯛の舞〜金目鯛せんべいプレミアム〜”について話を聞きました。
—“金目鯛の舞〜金目鯛せんべいプレミアム〜”はどういった商品ですか？
伊豆特産の金目鯛の、廃棄してしまう頭や骨などの部分を活かしたせんべいです。普段は「捨ててしまうもの」を「食べるもの」へ、という意識改革を行うために実現した商品です。
—商品開発の際にこだわったところを教えてください。
これまで伊豆伊東高校では、甘いお菓子を中心に開発してきました。今回は、新たな分野に挑戦したいという思いから塩味のあるお菓子としてせんべいを開発することにしたんです。塩味のあるお菓子の中でもせんべいにした理由は、ネットターゲットから全世代の約4割が週に一度はせんべいを食べているということがわかったからです。また魚介類の国内消費がピークから半減している中、伊豆名産で知名度も高い高級魚である金目鯛を手軽な価格で提供したいという点にもこだわりました。
—商品のアピールポイントを教えてください。
伊豆名産の金目鯛の廃棄する部分を「食べるもの」へという意識改革を実現した商品という点です。これはSDGsの中でも「つくる責任 つかう責任」、「海の豊かさを守ろう」という開発目標を解決できる商品になっています。
また、金目鯛を使った料理の中で一番親しみのあるものが煮つけだと思います。その煮つけ風の味わい豊かな仕上がりとなった商品という点もポイントです。
—本選への意気込みをお願いします。
私たち3年生は最後の大会となるので、試食販売会での接客態度を意識して、自信を持ってプレゼン発表を行いたいと思います。そして、文部科学大臣賞を獲って、日本一の商品として有終の美を飾れるように頑張りたいです。
商業高校フードグランプリ
https://foodgrandprix.com/
2023年に、伊東高校、城ヶ崎分校、伊東商業高校が統合し、伊豆伊東高校が開校しました。旧3校の校訓を継承した「真理を尊ぶ人であれ」「価値を生み出す人であれ」「他者を支える人であれ」のもと、3校の伝統や意志を引き継ぎ、さらなる未来へと継承し、伊豆地域全体の活性化に役立つ有意な人材を育成することを目指しています。
HP：https://www.edu.pref.shizuoka.jp/izuito-h/home.nsf/IndexFormView?OpenView
