茨城県立東海高等学校 ホッケー部「ゴール前の攻防の迫力が見ていてとても面白い」【Spotlight VOL.62 】

さまざまな活動に励む高校生にスポットを当てるスポットライト。第62回は、スティックを自在に操りながら仲間とボールをつなぎ、チームワークを磨く茨城県立東海高等学校ホッケー部に迫ります。

茨城県立東海高等学校 ホッケー部「ゴール前の攻防の迫力が見ていてとても面白い」【Spotlight VOL.62 】
(C)YOUTH TIME JAPAN project
茨城県立東海高等学校 ホッケー部
【部員数】
男子ホッケー部 1年生:4名、3年生:9名 計:13名
女子ホッケー部 1年生:5名、2年生:4名、3年生:1名 計:10名

Activity>>>巧みなスティックさばきで、ボールをつなぐ練習風景

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シュート時の爽快感が魅力のスポーツ“ホッケー”
ホッケーの試合は、各15分の4クォーター制、計60分。選手はスティックを使ってボールをコントロールし、ドリブルやパスでボールをつなげて得点を決めます。ホッケーに使用するボールは野球の硬球ほどの大きさで、硬球よりも重く硬いのが特徴。シュート時のボールスピードは時速150〜200kmにもなるため、その爽快感も魅力の一つです。的確なスティックさばき、パスやドリブルをする際のコースを見極める冷静さと判断力が必要なスポーツです。

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毎日の練習は学校裏にあるホッケー場で行います。ドリブルやパスのほかにも、シュート練習など広いグラウンドを活用してさまざまな練習が行われています。
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取材日は特別に男女合同で試合形式の練習を実施! 2・3年生対1年生の戦いでは、経験の差を見せつけられても必死に喰らいつく1年生の姿が見られました。

Interview>>>ゴール前の攻防の迫力が見ていてとても面白い

茨城県立東海高等学校 ホッケー部「ゴール前の攻防の迫力が見ていてとても面白い」【Spotlight VOL.62 】
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― ホッケー部に入部したきっかけを教えてください。
塙:ホッケー部は茨城県内で東海高校にしかなく、興味があったので入部しました。私は理学療法士になりたいという夢があり、最初はマネージャーとしてチームを支えていたのですが、選手として練習に参加しているうちに楽しくなり、選手に転向しました。

根本:僕は中学校からホッケーをやっていて、とても楽しかったので、高校でも続けて上手くなりたいと思いました。そのため、ホッケー部のある東海高校に入学しました。
―ホッケーの楽しいところを教えてください。

羽生:点数がたくさん入るスポーツではないので、点数を取るためにドリブルをしたり、パスでボールをつなぐのがとても大事なんです。みんなでボールをつないで点数が入った時は、とても盛り上がるので楽しいなと思います。

根本:スティックという特殊な道具を使って試合をするので、“スティックを使いこなすスポーツ”というのが、他の競技にはない面白いところだと思います。

―ホッケーの難しいところを教えてください。
箱崎:ボールのスピードが150km近く出るため、怪我をするリスクがとても高くて……。怪我をしないためにルールがたくさんあり、そのルールを理解するのがとても難しいです。

塙:ボールのスピードが速いため、パスとドリブルだけではボールがつながりにくいんです。また試合中は止まっているとボールがもらえないので、動きながら相手にフェイントをしたり、常に頭を使いながらプレーをしなければいけないところがホッケーの難しいところだと思います。

―ホッケーの魅力を教えてください。
羽生:攻めと守りの切り替えが多いので、ゴール前の攻防は迫力があり、見ていてもとても面白いです。フィールド上にいても、自分自身ずっと動いているため、いつの間にかシュートが入っていることがあるくらい(笑)。どちらが攻めているのかわからないこともあるんです。そういうところも含めて、とても面白い競技だと思います。

箱崎:試合中に反則を取った時のセットプレーが何種類もあるところが魅力です。セットプレーと聞くとサッカーをイメージする人もいると思うのですが、ホッケーのセットプレーはサッカーと全く違います。セットプレーに持ち込まれると、守り側としてはとてもピンチなのですが、攻防がとても面白いのでぜひ見てほしいです。

―今後の目標を教えてください。
羽生 女子ホッケー部は、新1年生がたくさん入部しないと試合に出られないため、部員集めを頑張って、6月に行われる大会で一勝したいです。

箱崎 男子ホッケー部も、全国大会に出場するのが目標なので、試合の人数を確保するために部員の勧誘を頑張りたいと思います。

Report>>>ホッケー部に欠かせない3つのもの

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ゴールを守るキーパーの必需品・キーパー防具。150km近いスピードのボールを止めるため、防具をつけていても当たると痛いそうです。
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競技に欠かせない道具・スティックとボール。スティックは私物で、2年に1回程買い替えるそうです。
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ホッケーは足にボールが当たった場合は反則となりますが、そんな中でもボールとの接触は避けられないため、膝下を守る脛当ての着用が必須!

Person>>>男子ホッケー部と女子ホッケー部の○○なヒト!!

\男子ホッケー部の頑張り屋さん/
石川朝也(1年)

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自主練のときに黙々と自分の課題を見つけて取り組んでいる(鈴木くん・3年)/部活開始前から一人で練習を始めていて、頑張っている(佐藤くん・3年)/休憩中も水分補給が終わるとずっとボールを打っている(箱崎くん・1年)

\女子ホッケー部のアイドル/
永山心結(2年)

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練習中も試合に出ているときも選手の中で一番輝いている(藤田さん・1年)/いつも練習中の空気を明るくしてくれて、いると安心する存在(鈴木さん・1年)/可愛くて、綺麗で面白くて、ノリが良くて、スタイルがいい!(樫村さん・1年)

茨城県立東海高等学校HP:https://www.tokai-h.ibk.ed.jp