1月の後半は、1年で最も寒い時期“大寒”。
寒さが増すこの季節に役立つ、防寒にまつわる雑学を紹介します。
手足の冷えを抑えるためには頭を温める!?
厳しい寒さによって冷える身体の中でも、特に冷えやすいのが手足。特に冷え性の人は冬場の悩みの一つですよね。日本人では、男性は4割、女性は8割が冷え性の自覚があり、この悩みを抱える人も多いはず。手足の防寒対策として、手袋をつけたり、靴下を何枚も履いたりする人もいるかと思いますが、実は帽子を被って頭を温めてあげるのが効果的! 身体の中で一番熱を放散しやすいのは頭だという研究結果も出ており、頭から逃げる熱は20%とも言われています。そのため、帽子を被って頭から出て行く熱を抑えることで、身体の熱が保たれ、手足の冷えも減少するのだとか。手足の冷えに悩む人は是非試してみてください。
防寒対策のための重ね着術とは??
冬に外を出歩く時には厚着が必須! ただ、重ね着をしすぎて着膨れはしたくない……。そんな時に注目したいのが服の質。まず肌着となる1枚目は体を締め付けすぎずにフィットするもの、さらに汗をかいた時に乾きやすいよう速乾性があるものがオススメ。2枚目は血行が悪くならないよう、ほどよくゆったりとしたものを着用しましょう。3枚目は、フリースやニット、スウェットなどの空気を含めるもの。実は空気は熱伝導率が低いため身体の熱を逃がさないのだとか。そのため、空気を含める服というのがポイントになってきます。最後にアウターは、空気を含むダウンなどを着ると、熱を逃がしづらい重ね着の完成となります。