おかげさまで本年もこのコラムを続けることができています。さてさて、みなさまは年末年始どのようにお過ごしになられましたか? ソーシャルディスタンスを保って初詣に出かけたり、年末年始の特番を楽しんだり、お年玉をもらったり……例年とは一味変わった年末年始でしたでしょうか。
私の場合、許されるのであれば、2020年に発売された桃太郎電鉄かダービースタリオンのどちらかを家に引きこもってやろうと企んでいます。(現在12月15日時点では、原稿に追われています。)
新年ということで、お金についての話をがっつりというよりは、私が中学生・高校生だった時の年末年始の思い出話をしたいと思います。
お正月の定番ハワイ旅行!
繁忙期と閑散期、旅行にかかる金額の差は40万円にも!?
年末年始の思い出といえば、当然お正月ハワイ……ではなく、紅白歌合戦を見た後に近所の神社で甘酒を飲み、その後横浜中華街で爆竹祭りに参加するというのが定番でした。詳しくは知らないのですが、中国ではお祝いに爆竹(火花が出ない爆音の花火みたいなもの)をそこら中で鳴らす風習があるみたいです。
憧れのハワイ旅行ですが、閑散期に行くと4泊6日で一人10万円くらいなのですが、年末年始ともなると一人50万円以上になることもあるようです。長期休暇は貴重なので、需要と供給の関係から値段が跳ね上がりますね。お得に旅をするのであれば、この閑散期を上手に狙って行くことが大切ですね。
高校生がもらうお年玉の平均金額って??
私の年末年始の思い出パート2はアウトレットです。最近は買う人が減ってしまったようですが、年始といえば初売りや福袋が盛り上がっていて、よく行列に並んでいた記憶があります。福袋を開けてみると中に入っている商品がすべて当たり!というわけではなく、普通に買ったほうが良かったね、なんていうこともしばしばありました。家族そろってお出かけできる機会ということで、財布の紐も緩みがちになりますし、学生のみなさんもお年玉をもらって、お金を使えるという事情もありました。
株式会社JSコーポレーションの調査によると、高校生のお年玉総額で、一番のボリュームゾーンは“2万円以上3万円未満”。これは地域差もありますし、親戚が多いなど渡す人の人数(大人の事情)もありますからあくまで参考です。みなさんも私のようにいつか“もらう側”から“あげる側”に変わるときが来ますから、お年玉をもらえる喜びを実感して、頂いた方にはきちんとお礼を言いましょうね。
実は、たくさんお年玉をもらうと税金がかかるかもしれないという話もありますが、それは次号の確定申告の話で詳しくお話しします。できれば、みなさんが年末年始何にお金を使ったか教えて頂けると嬉しいです。冬は乾燥して風邪もひきやすく、新型コロナウイルスも流行っていますから、小まめな手洗いうがいをして、新年も張り切って頑張りましょう!