YTJ learning ためになる雑学 2021年5月号

  • 投稿カテゴリー:教育

気候的にも行楽シーズン真っ只中の5月!
コロナウイルスが収束したら行ってみたい世界遺産の雑学を紹介します。

エッフェル塔建設者が関わった世界的建造物

フランスのシンボルの一つでもあるエッフェル塔。首都であるパリの名所にもなっており、1889年に行われたパリ万国博覧会では最大のモニュメントとなりました。このエッフェル塔という名前は、塔の設計および建設者であるギュスターヴ・エッフェルに由来していますが、実はこのエッフェル、自由の女神像の建設にも関わっていたのだとか。自由の女神像といえば、アメリカ合衆国のニューヨーク湾内、リバティ島にある像として有名です。この自由の女神像はエッフェル塔完成の3年前に作られたもので、アメリカの独立100周年を記念してフランスから贈られたものでした。そしてエッフェルは、この像の設計に関わっていたそうです。

エアーズロックの地表部は全体のわずか5%!

オーストラリアにある、世界最大級の一枚岩・ウルル(エアーズロック)。実際に見た人が“想像以上”と圧巻されるその大きさは、高さ335m、周囲は9.4km! しかしこのエアーズロックの私たちが目にしている部分は、地上に出ているわずか5%の部分に過ぎず、大半が地底に埋まっているのだとか。また、エアーズロックが存在する国立公園の中に、別の大きなマウントオルガという岩がありますが、この2つは地面の中で繋がっており、同じ岩であると考えられています。ちなみに、世界で最も大きな一枚岩は同じオーストラリアにあるマウント・オーガスタスで、その大きさはエアーズロックの2倍以上もあるそうです。