幼少期より”歌うこと”をライフスタイルとし、大学在学時はアカペラサークルに所属。現在配信している自身のYouTube番組「こっちのけんと毎週土曜18時」では、歌唱力を披露すると共に、彼女や家族のことなどをテーマとした雑談を展開中。実兄は菅田将暉(俳優・歌手)
土木従事者に菅生健人がインタビュー。
新卒入社と、転職からの入社、若手の土木従事者が語る“土木の仕事”
― 土木の仕事に就いたきっかけを教えてください。
中学生くらいの時に、テレビでダムを作る映像を見てものづくりの仕事に興味を持ったんです。高校は工業系の高校に入り、いろいろなことを学ぶにつれてどんどん土木に興味が湧き、仕事にしようと思いました。授業で学んだ測量などを今の仕事ですることはないのですが、学校で覚えた土木の専門用語は、仕事を始めてからすごく役立ちましたね。
― 入社してからはすぐに現場に入られたのですか?
最初は2ヶ月ほど研修を受けるのですが、そこではクレーンなど車両系の資格を10種類ほど取得できました。僕は現在、施工管理の仕事をしているので、現場で車両系の資格を使うことはないのですが、車両に乗らないと見られない景色を研修で知ることができたので、それが経験としてすごく活きています。実際に車両に乗って見える景色はすごく狭いので、危険なポイントが分かるという点では、とても良い知識を得ることができました。
― 土木の仕事を始めてから成長したと思う部分はありますか?
土木の仕事は、完成から逆算して物事を考えないといけないのですが、僕は昔から計画性がなくて。だけど、現場での仕事を通して計画的に物事を考えられるようになったと思います。
― 土木の仕事に就いたきっかけを教えてください。
僕は前職で、作られたものに対してメンテナンスを行う仕事をしていたこともあり、ものをイチから作り上げていく仕事に対して憧れがありました。そんな中、たまたま叔父さんが土木の仕事をやっていて、その繋がりもあり、土木の業界に入りました。
― 前職との違いはどのようなところで感じますか?
土木の仕事の方が体力的にはキツイ部分もありますが、達成感は断然こちらの方がありますね。あとは前職では残業が結構あって、帰宅する時間もバラバラで家族に迷惑をかけた部分もあったのですが、この会社に入ってからは残業もほとんどないので、家族との時間が増えているなと思います。1歳と3歳の子供がいるので、子供といる時間を大切にできるというのはすごく嬉しいですね。
― 仕事と家庭はどのように両立しているのですか?
前職は、一人で現場に行って点検やメンテナンスをする仕事だったので、僕が抜けてしまうと他の人ではバックアップができなくて。だから子供が急に熱を出したとしても仕事を休むことはできませんでした。一方、今はチームでやる仕事なので、一人が仕事に出られない時には他の人がバックアップをしてくれますし、そういった面では子育てをしながら働きやすい環境ではあると思いますね。
勤務歴10年以上! ベテラン土木従事者が語る“土木の仕事”
― 土木の仕事に就いたきっかけを教えてください。
もともと僕は工業高校の土木科に通っており、就職を考えるタイミングで“土木という仕事は将来性があってこの先もずっと仕事にしていけるのではないか”と思い、土木の仕事に就きました。土木は人が生活する上で必要なものの多くに携わっているので、無くならない仕事だとは思っていましたね。
― 土木の仕事をしていく中でのやりがいを教えてください。
みんなが使うものを作っているということですね。鉄道や道路、港、空港、その全てに土木がかかわっています。土木という仕事は、人々が生きていくために必要なものなので、そこはやりがいになりますね。
― 土木の魅力を教えてください。
やっぱり人々が生きていく上で必要不可欠であるということが魅力ですかね。自分が作ったものが形に残って、テレビに映ることもあるし、実際に自分たちが使うこともあります。そういった時に子供に「これパパが作ったんだよ」と言いやすかったりもします(笑)。
― 土木の仕事にはどんな人が向いていると思いますか?
ものを作るのが好きな人は向いていると思います。あとはチームで何かを成し遂げたいという気持ちがあればできるのかなと思いますね。
― 土木の仕事に就いたきっかけを教えてください。
祖父がものづくりの仕事をしていて、小学生の頃に手伝いとかをしていたこともあり、ものづくりの楽しさを知っていたので、この会社に入ることにしました。
― 土木の仕事をしていく中でのやりがいを教えてください。
人々が生活していく中で何気なく利用しているものを作っているので、仕事を通して人と人との触れ合いを感じられる部分がやりがいかなと思います。
― 土木の仕事にはどんな人が向いていると思いますか?
やっぱり発想力がある人ですかね。日々現場の状態は変わっていくので、その都度「これがダメならこうしよう」とか、臨機応変に対応できる人は活躍できると思います。どこかの工程でつまずいた時に、現場の人と相談をしていくと、やっぱりいろいろな意見が出るので、それを柔軟に聞き入れることができるというのも大事ですね。
― 若手作業員からの相談に乗る際、心がけていることはありますか?
自分が指示する立場である以上、自分自身が動いて手本を見せられるようにということは心がけています。あと若い子たちも話しやすい環境を整えたいなとも思っていますね。