一般社団法人MIRAI-KOMINKA for Schoolは千葉県佐倉市の県立高校4校と東京都中野区の新渡戸文化学園の高校生とSDGsプロジェクトを2021年5月から開始。地元佐倉市の後援や地元企業・飲食店の協力を受けながら、全国初の試みである、産学官が連携した7種類のSDGsスイーツを共同開発。11/3(水)、SDGsオリジナルスイーツの発表会をイオンタウンユーカリが丘(千葉県佐倉市)で開催する。スイーツの種類は全部で7種類。一つ一つのスイーツにはSDGsメッセージが込められており、地元佐倉の特産品である、味噌を使ったティラミス『ティラミソ』や、同じく特産であるお茶を使った「Ocha」シュークリーム。規格外野菜をペースト状にして生地に練り込んだ、『ベジフルサンドキューブ』。特産品の大和イモと米粉を使ったグルテンフリーの生地を開発した『ワッフルベリーパフェ』など、インスタ映え間違いなし、様々なスイーツが開発された。
【今回の産学官共同SDGsプロジェクトのはじまり】
MIRAI-KOMINKA for Schoolは、株式会社オカムラホームが2021年5月に設立。この団体はSDGsを一企業の取り組みで終わらせず、地元や周辺地域の関係者・関係企業・団体と共同し、単独では成しえない、SDGs活動の輪を広げていくことを目的としている。またその活動の主体は、未来の担い手である子どもたち「学生」とし、関係者の大人が支えていく形をとっている。
2021年、初年度の取り組みとして、SDGsの取り組みで先進的な行動力・発信力を持つ東京都中野区の新渡戸文化学園、SDGs活動へ意欲的な千葉県佐倉市の公立高4校が参加。近隣の千葉県佐倉市が今回活動へ後援・支援いただき、佐倉市をフィールドとした、地域課題を産学官で取り組む全国発のプロジェクトとなった。
学生の自由な発想から地方創生・地域活性化のきっかけづくりとして、オリジナルSDGsスイーツの開発、イベント開催を立案。地元の特産物の有効活用や廃棄されてしまう野菜や果物をレシピに取り込むなど、活発に意見交換が行われる中、地元飲食店の4店舗がそのスイーツ開発に協力・賛同いただき、今回のSDGsスイーツの完成に至った。
コロナ禍で困窮する飲食店や様々な店舗がある中、産学官が協力・連携し、スイーツで未来(あす)へつなげる、新たな一歩の活動となっている。このプロジェクトへの協賛・後援企業は増えてきており、団体設立のオカムラホームをはじめ、佐倉市、プロスポーツ団体から千葉ジェッツふなばしも参加。学生の発表会場を提供いただく、イオンタウンユーカリが丘。
スイーツ開発に取り組んだ地元飲食店や食材を提供いただく、店舗や農家、など、どんどん輪が広がり始めている。尚、収益金の一部は、学生たちが考えるSDGsを進める団体活動に対して、寄付を行う。
■主催
一般社団法人MIRAI-KOMINKA for school
https://www.miraikominka-forschool.com/
■協力・後援
株式会社オカムラホーム、佐倉市、千葉ジェッツふなばし、イオンタウン株式会社(イオンタウンユーカリが丘)、新渡戸文化高等学校、佐倉高等学校、佐倉東高等学校、佐倉南高等学校、佐倉西高等学校、株式会社パシフィックプロジェクト(オリベート)、株式会社GPI(貝殻亭)、株式会社テスク(カフェシュクル)、株式会社オカムライズ(入母屋珈琲)、一般社団法人ブランディングデザイン協会、結び合い農園、株式会社小川園、株式会社ヤマニ味噌、株式会社恋する豚研究所、チバザビーフ協議会、株式会社ふくろうエフエム、佐倉市教育委員会