2017年より開催され、今年で5回目を迎える「全国高校生花いけバトル」。大会中には、高校生の自由な発想でいけられるダイナミックかつ繊細な作品が多数生み出され、出場チームがテレビ番組で特集されるなど、多方面から注目されている”花”に青春を懸ける高校生の大会です。

大会は2人1組のチームで行われ、それぞれが5分間でいけあげた作品の合計得点で結果が決まります。2022年1月には、香川県にて決勝大会を実施。現在は、その決勝大会に進むチームを決めるための地方予選が行われています。

2021年10月16日（土）、岐阜県にある「ぎふワールド・ローズガーデン」では岐阜大会が開催され、8校17チームが予選ラウンドに挑みました。

 

 

大会は、実力のあるチームが、他チームから一歩抜きに出る高得点を叩き出すハイレベルな展開へ。勝敗の決め手となったのは、“所作の美しさ”や“チームワーク”、“諦めない気持ち”などが評価ポイントとなる「表現点」。この「表現点」で高得点をマークしたチームが上位にランクインし、下記4チームが決勝トーナメントに駒を進めました。

予選1位：静岡県立田方農業高等学校「美花」
予選2位：岐阜県立岐阜商業高等学校「チームGIFUSHO」
予選3位：静岡県立田方農業高等学校「花心」
予選4位：岐阜県立岐阜農林高等学校「華蝶風月」

そして準決勝で圧巻のパフォーマンスを見せたのは、岐阜商業高等学校「チームGIFUSHO」の先鋒・森心愛。独創性を見事に表現した作品は、全地区大会の中でもトップ3に入る217ptを叩き出しました。

そんな岐阜商業高等学校「チームGIFUSHO」と決勝の舞台で戦うのは、静岡県立田方農業高等学校「美花」。先鋒戦では165pt対162ptで、「美花」が3ptリードの接戦に。次鋒戦では、張り詰めた緊張の中、両者共に晴れやかな花いけを堂々と披露し、岐阜商業高等学校「チームGIFUSHO」が逆転優勝を果たしました。

 

 

岐阜大会を制した岐阜商業高等学校「チームGIFUSHO」は、1月に行われる決勝大会にて、さらなる高みを目指します。

 

 

大会アーカイブ映像：https://youtu.be/Y9Bl291qmqM

全国高校生花いけバトル公式HP：https://hs.hanaikebattle.com