【岸和田市立産業高校】図書委員会のオススメ本紹介#4

【岸和田市立産業高校】図書委員会のオススメ本紹介#4

岸和田市立産業高校(大阪府)の図書委員会のオススメ本を紹介します。今回からは1年生に変わり、2年生のオススメ本を紹介します。

■『その調理、9割の栄養捨ててます!』 東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部/世界文化社
この本はプロも絶賛、食べ物の栄養を無駄にしないために役立ちます。食材の皮のむき方、切り方、ゆで方、保存の仕方など、今まで常識だと思っていた方法で、実に9割もの栄養を失うことがあるそうです。どうするのがいいのか、どれほど損なわれるのか。なかには調理方法で食材の持つ効果が30倍も違い、保存方法でうまさが変わるものも。ほうれん草は切り方とタイミングでビタミン大損、大根は刻むほどビタミンC超UP、白菜は外側から食べると損、鶏肉+お酢でカルシウム4倍、イチゴはヘタを包丁で切るとビタミン半分など。どうせ食べるならムダなく栄養を摂らなければ損。皆さんもこれから日常的に料理をするようになるかも知れません。気軽に読めるオススメの一冊です。
【読書時間:11時間】

■『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 東野圭吾/角川文庫
幼なじみの三人組、敦也・幸平・翔太が泥棒をした後、今は営業していない「ナミヤ雑貨店」に逃げこんだのがことの始まり。ここで受けとった一通の手紙。そこには30年以上前の見知らぬ人からの誰にも言えないお悩み相談が記されていました。返事を書いたら、またその返事が届き、何回もやり取りをしているうちに真剣になっていく三人。この30年間、世の中がどう変化してきたのかがわかるからこそ書ける真実のアドバイス。本当のことをどう伝えたらいいのか悩む三人ですが、だんだん人を思いやる心が芽生え、投げやりな自分のことも振り返られるようになります。どんな奇蹟が起こったのか、不思議なナミヤ雑貨店とは何か、30年前の相談者の人たちと三人はどうなったのか、ぜひ確かめてみて下さい。
【読書時間:9時間】

■『風の谷のナウシカ』 宮崎駿/徳間書店
今なお高い人気の映画「風の谷のナウシカ」。もともとは宮崎駿さんが雑誌『アニメージュ』に連載し、1994年に完結した漫画が原作となっています。映画は、この漫画全7巻のうち、第1巻~第2巻途中までのストーリーで、スタジオジブリ初めての作品です。地球壊滅後の近未来を舞台に「腐海」と呼ばれる毒の森に生きる人々の闘いを描いていますが、その後、映画では描かれていなかったナウシカの驚きの正体や、エピソードなどがいろいろあっておもしろいので、ぜひ図書館に足を運んで7巻まで読んでみて下さい。腐海周辺のトルメキア古地図、腐海の植物ムシゴヤシの成長についての説明図も付いています。
【読書時間:8時間】

以上3冊のオススメ本を紹介しました。
次回の配信日は11/29(月)の予定です。次回も引き続き、2年生の図書委員会のオススメ本を紹介します。
どうぞ、お楽しみに。

※本情報は、岸和田市立産業高校 図書委員会が発行する、図書委員会だより「yomoyomo」より転載しています。

▼岸和田市立産業高校HP

http://www.kishisan-h.ed.jp/zen/zentop1.html