今年7月、有線放送で流れた『Queen Bee』が話題を呼んだTAEKO。リスナーから「洋楽みたい」「クセになる」との声が多く寄せられ、リクエストチャート最高位2位を記録。そんなTAEKOが、11月16日、デビューコンベンションライブを実施した。
ステージに現れたTAEKOは早速、デビュー曲『Queen Bee』を披露。確かな歌唱力と表現力で、瞬時にステージをTAEKOの色に染め上げる。続いて披露されたのは、10月にリリースされた2ndシングル『I’ll Be There』。歌唱だけではなく、妖艶で力強いダンスも交え、全編英語の歌詞で構成される壮大な楽曲を歌い上げた。
そして、「次の曲は、私が2018年にニューヨークのアポロシアターで歌わせていただいた曲で、とても思入れのある曲です」と話し披露したのは、ビヨンセの『Listen』。高い歌唱力でも話題となっているTAEKOが、余すことなくその歌声を響かせた。
ステージ終了後は、この日イベントの司会を務めた、お笑いコンビ・キャン×キャンのゆっきーとのトークを展開。
「初めて楽曲を披露してみていかがですか?」との問いにTAEKOは「こうやって皆様の前で歌えてとても幸せです」と笑顔。「7月に有線放送で流れ、自分の声が聞こえてくるのはどうでした?」との質問には「不思議な気持ちでした。”え、自分の声だ”みたいな。もちろん嬉しい気持ちもありましたが不思議な感覚でした」と当時のことを振り返る。「『Queen Bee』の好きな歌詞は?」との問いには、「”マイクの数だけここに夢を描く”という歌詞がありまして、本当に今こうやって歌えることの幸せさを忘れずに、これからも歌っていきたいという思いもあります」と回答。
歌手を目指したきっかけについては、「小学校3年生の頃からずっとダンスをやっていたんですけど、高校生で友達とカラオケに行った時に”何でダンスだけなの?歌はやらないの?”と言ってくれて、それがきっかけです」とエピソードトークを展開。
また、アポロシアターでのステージについては「もともとはYouTubeでアポロシアターを知ったのですが、それを見た時に私もこのステージに立ちたいと思い、応募して行ったので、オーディションに受かって本選に出た時には”YouTubeで見ていたステージに自分が立てるんだ”と思いました。披露するときは震えましたね」と語った。
最後に今後の展望について聞かれると、「まずは日本でいろいろな方に知っていただきたいんですけど、ゆくゆくはアジアや世界で活動していきたいなと思っております」と、強い眼差しで展望を語った。
■TAEKOプロフィール
8歳からダンスを習い始め、ダンサーとして活動を始める。ダンスのスキルはさることながら、歌唱力の高さから周囲に歌うことを勧められ、現在のスタイルを確立する。過去にはアメリカニューヨークに行き刺激を受ける中、アポロシアターアマチュアナイトに出演した経歴を持つ。強い女性を描き、日本語詞が英語のように聴こえる、新感覚のR&Bソング「Queen Bee」で2021年満を持してメジャーデビュー。世界基準のクリエイティヴクオリティでワールドワイドな展開を目指す。