「Stand Up – ストリートハラスメントに立ち向かう ー」プロジェクト始動。自分らしさを表現し、全ての女性に勇気を与える、価値ある活動を行っている人を表彰
ブランドのスローガンでありミッションでもある「Because you’re worth it / あなたにはその価値があるから」の発信から50周年を迎えたロレアル パリは、自分らしさを表現し、全ての女性に勇気を与える、価値ある活動を行っている人を表彰するアワード「ロレアル パリ WOMEN of WORTH Award」を開催。また、ストリートハラスメントに立ち向かうCSR活動「STANDUPプロジェクト」をローンチいたしました。合わせて、本活動において一般社団法人Voice Up Japanとのパートナーシップ締結を発表いたしました。
ロレアル パリ WOMEN of WORTH Award
イベントでは、ロレアル パリよりアワードの特別功労賞としてYOUさん、櫻坂46さんへ、文化人部門としてみたらし加奈さんを表彰し花束を贈呈。
YOUさんは受賞の感想として「とても光栄です。1つ1つの現場を大切にお仕事させていただいています。」とコメント。また櫻坂46の渡邉理佐さんは、受賞の感想として「様々な分野で活躍する女性の姿に日々たくさんの刺激を受けています。私たちも芯のある女性になれるよう頑張っていきたいと思っています。」とコメント。田村保乃さんは表現者としての目指すゴールや活動のポリシーについて聞かれると、「櫻坂46のメンバーとしてかっこいい女性の姿をたくさんの女性に伝えていけるよう頑張りたいと思っています。まずはありのままの自分をできるだけ肯定し、自信を持つための努力をすることを大切にしています。そうすることで、日々の生活やお仕事によりよい影響を与えることにつながっていると思っています。また、他人にばかり目を向けるのではなく、自分を見つめるようにしています。グループにはたくさんのメンバーがいてそれぞれの良さがあります。これからもお互いに切磋琢磨しあいながらよりよいパフォーマンスを行っていけるように頑張りたいと思います。」とコメントしてくださいました。
Talk about STAND UPトークセッション
トークセッションでは、ゲストにタレントFUKAMIさんが登場。YOUさん、みたらし加奈さん、FUKAMIさんの3名で、女性の価値、ウーマンエンパワーメントそしてストリートハラスメントに関するテーマでそれぞれの考えや想いをお話してくださいました。
ウーマンエンパワーメントについて、女性が自分らしく生きるためにどうあるべきか?と質問されたYOUさんは「自分のことを肯定できればいいなと思っています。私は環境的には、言いやすい、表現しやすい現場が多いので、あまりそういう思いをしたことがないけれど、そうではない方は周りの方、身近な方に話せる環境を作ることが大切だと思います。」とコメント。
ストリートハラスメントの実際の体験談や目撃エピソードに関しては、みたらし加奈さんは臨床心理士という視点から、ハラスメント被害に遭った人が被る心理的な影響について「小さな出来事の蓄積で、トラウマを抱えたり心に傷をつけたりすることもあります。PTSDや自己肯定感が下がることにもつながるので、心身共にケアを受けやすい環境づくりが必要かなと考えています。」
FUKAMIさんは「女性が実は傷ついていたり、笑ってごまかしている姿に目を向けないで流してしまっていたけれど、実はそうじゃないのではないか、ちゃんと考えていくようにするとより女性が活躍しやすい世の中になるのではないかと思いました。」とコメントしてくださいました。トークセッションの最後にはロレアル パリが提唱する5Dについて学んでいただき、YOUさんは「楽しいことを探すのと同じように、困っている人がないか、大丈夫かなと、大人の方が全員そんな気持ちをもつことが大切だなと。気づいたらダイレクトに行動します。」とコメント。ロレアル パリは皆様にこのストリートハラスメントの現状を知っていただき、STAND UPの輪を広げていきたいと考えております。
▌日本人女性の60%がストリートハラスメントの被害を経験
ロレアル パリは日本におけるストリートハラスメントの現状を把握するために、調査を実施いたしました。
■ストリートハラスメントの被害を経験したことがありますか?
60%の女性がYESと回答。
その中でも最も多かった内容は、自分の外見、服装、体格や見た目に関する性的に不適切なコメント。
次に不要な接触やハグまたはキス、という回答が得られました。
また35歳以下の女性に限ると、なんと73%の方が被害を受けたことがあるという結果となりました。
■ストリートハラスメントを目撃したことがありますか?
51%の方がYESと回答。
また35歳以下の女性に限ると、57%の方が目撃したことがあると回答しました。
その内容は、被害が多かった内容と同じで外見、服装、体格や見た目に関する性的に不適切なコメントの目撃が最も多い結果となりました。
■なぜストリートハラスメントを目撃した時、アクション(介入)をしなかったのですか?
グローバルの結果と比較して、日本人は積極的にはその場に介入しない傾向が分かりました。
また介入しなかった理由としては、何をすればいいかわからなかったから、という項目がトップになりました。目撃したがアクションできなかった35歳以下の女性のうち45%は、もし何をすべきか分かればアクションを起こすという回答になりました。
ロレアル パリは今後STAND UPプロジェクトを通して、ストリートハラスメントの対処方法“5D”をオンライントレーニングで皆様に提供してまいります。10分程度の簡単なトレーニングでいつでもWEBサイトにアクセスすれば参加いただけます。まずはストリートハラスメントの現状を知り、どんなことができるのか知識を得ていただく機会をご提供したいと考えております。
(調査概要)
調査手法:Ipsosオンラインインタビュー調査
調査対象:18才以上の男女
調査期間:2021年4月21日~2021年4月26日
サンプル数:1,000人
▌YOUさんプロフィール
8月29日、東京都生まれ、O型。モデル、バンド「FAIRCHILD」での音楽活動を経て、バラエティや映画、ドラマと幅広く活躍中。飾らない人柄と、ハートに刺さるストレートな物言いで、日本中をトリコに。TVにはほぼセルフスタイリングで出演するというファッションセンスの高さも憧れの的。TVレギュラーに「セブンルール」(フジテレビ系)、「ねほりんぱほりん」(eテレ)。
▌櫻坂46さんプロフィール
秋元康総合プロデュース。応募者2万2509名のオーディションを経て、2015年8月に乃木坂46に続く「坂道シリーズ」第2弾グループとなる欅坂46として誕生。2016年4月6日、1stシングル「サイレントマジョリティー」でデビュー。女性アーティストオリコンランキング初週売上の歴代1位を獲得。2020年7月に配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」を開催し、同公演内で10月のラストライブをもって欅坂46の活動休止と改名を発表。2020年10月14日より櫻坂46が活動をスタート。12月9日には1stシングル「Nobody’s fault」のリリースし、実力・話題性共に評価を受けて第71回紅白歌合戦に出場した。2021年4月14日には2ndシングル「BAN」をリリースし、2作連続オリコンシングルランキング1位を獲得と大きな支持を得ている。10月に3rdシングル「流れ弾」をリリース。
▌FUKAMIさんプロフィール
スタイリスト/東京ガールズコレクションブランドディレクター/東京服飾専門学校非常勤講師
2012年より、スタイリスト野崎美穂氏に師事。2015年スタイリストとしてキャリアをスタート。国内外のファッションショー、ファッション誌、テレビ番組、広告、ライブなどのスタイリングなどを始めアパレルブランドのクリエイティブディレクション、アドバイザーやコンサルタントなど幅広いフィールドで活動する。
▌みたらし加奈さんプロフィール
臨床心理士。総合病院の精神科で勤務したのち、ハワイへ留学。帰国後は、フリーランスとしての活動をメインに行いつつ、SNSを通してメンタルヘルスの情報を発信。現在は一般社団法人国際心理支援協会に所属している。性被害や性的同意についての情報やメッセージを伝えるためのメディア、NPO法人『mimosas』の副理事も務める。著書に『マインドトーク あなたと私の心の話』『テイラー 声をさがす物語』がある。
▌ロレアル パリ STAND UP サイト
https://www.standup-international.com/jp/ja/
▌ロレアル パリ ブランドサイト
https://www.lorealparisjapan.jp/
▌Twitter @lorealparis_JPN
https://twitter.com/lorealparis_JPN