世界文化社は、「生理あるある」エピソードと共に、生理にまつわる疑問や不安をイラストでわかりやすく医学的に解説した、韓国発の生理トリセツ本『生理中です』を、1月8日(土)に発売した。
■「生理」は知っているようで、実はよく知らない!
「女性なら誰もが生理を経験しているのに、誰にも話さないのよね」。著者のパク・ボラムさん、ミン・ウネさんは自分たちの、つらい「生理」体験を誰かと共有したくてInstagramにイラストと共にUP、韓国で大反響を呼んだ。「たとえ相手が嫌いでも生理用ナプキンだけは貸してやる」と生理をきっかけに女性同士の絆が生まれるほど、生理は世界中の女性にとって共通の悩み。本書では、医学的な話から、生理にまつわる悩み・生理あるあるなど、なかなか共有できない最新情報までを掲載。女性が、自分で自分のコンディションを選べるようになるために誕生した1冊だ。
「生理あるある」エピソードと共に、疑問や不安をイラストでわかりやすく解説。
「生理ってどうしてなるの?」「この生理痛って普通?」「PMS月経前症候群とは?」「生理不順」「生理中の入浴について」「生理ってうつるの?」 など。人前であまり話さない話題のため、一人で抱えてまったり、身近な友人の言葉を信じてしまったり、家族にも相談しにくいまま、誤解している「生理」についての正しい知識を、産婦人科医監修の下、わかりやすく可愛いイラストと共に読み進められます。
「自分で自分のコンディションを選べる女性が増えることを願っています」(産婦人科医・高尾美穂)
◆この本は「これからの時代の生理トリセツ」です。
そもそも私たちには、身体のしくみについて理解する機会や、対策方法を学ぶ機会が決して十分ではありません。そのため、いろんな情報をインターネット上で手に入れようとした時、目立つものに目がいってしまいます。仕方ないのかもしれませんが、長く生理と付き合っていくからこそ、これからは、正しい情報、ブラッシュアップされた新しい情報を自分の目で賢く取り入れていってください。体は、あるがままという状態が自然で望ましい姿ではありますが、その状態がつらかったり、困っているのであれば対策には、いろんな方法がある時代なんだ、ということをぜひ知ってください。「じゃあ、自分なりに他にはどういう選択があるのかな」と前向きに変えていこう、そう考えていけるはずです。常に「自分」という目を持って生理と向き合うこと、これこそが生理に振り回されずにいける上手な対処方法になると思います。(本書より抜粋)
◆著者/パク・ボラム
弘益(ホンイク)大学国際デザイン専門大学院教授。女性が生理でつらい思いをしていても、それを隠していて実際は生理についてよく知らないという事実に注目。同大学のミン・ウネ研究員と共同で生理の本を刊行。生理はすべての女性にとって人生の一部である、というのがモットー。インスタグラム @ imonmyperiod_
◆著者/ミン・ウネ
弘益大学国際デザイン専門大学院研究員。パク・ボラム教授とともに生理に関する多様なコンテンツとプロジェクトを展開する。
◆日本版監修/高尾美穂
産婦人科専門医。女性のための統合ヘルスクリニック イーク表参道副院長。東京慈恵会医科大学大学院修了。同大学附属病院産婦人科助教を経て現職。医療・ヨガ・スポーツの3つの活動を通じ、専門的な知識をわかりやすく伝える啓発活動に精力的に取り組む。著書に『超かんたんヨガで若返りが止まらない!』『いちばん親切な更年期の教科書』(小社刊)などがある。
<刊行概要>
『生理中です』
■著者:パク・ボラム ミン・ウネ
■翻訳:李ソラ
■日本版医学監修:高尾美穂
■発売日:2022年1月8日(土)
■定価:1,650円(税込)
■発行:株式会社世界文化ブックス
■発行・発売:株式会社世界文化社
https://www.amazon.co.jp/dp/4418224009/
<目次>
第1章 男には絶対わからない、しんどさ やっぱり、生理は大変…
第2章 実は… 生理のこと、よくわかりません!
第3章 社会の真ん中で 生理を叫ぶ
第4章 生理もギアを選ぶ時代
Special Contribution 産婦人科医・高尾美穂先生