NSGグループの開志国際高等学校校卒業生4名が出場した「北京冬季五輪ノーボードハーフパイプ競技」において、平野歩夢選手(2017年卒)が金メダル、冨田せな選手(2018年卒)が銅メダルを獲得。冨田るき選手(2020年卒)は5位入賞、平野海祝選手(2021年卒)が9位という成績を残した。卒業生の活躍に学校職員、在校生一同歓喜に湧いている。
■開志国際高校について
開志国際高等学校は、新潟県胎内市に位置し、「医学」「国際情報」「国際アスリート」「アスリート」4つのコースを柱に、地域社会・国家・国際社会の発展に寄与できる真の国際人・リーダー・スペシャリストを育てていく、これまでの日本にはない、かつ、これからの日本に必要な全く新しいコンセプトの高校。部活動は12あり、2021年夏の全国大会には6つの部活が出場。2021年冬には、ラグビー部が県代表として初めて全国大会に出場する等、各強化部が徐々に実績を積み上げている。
【世界で活躍する選手輩出の練習環境】
スノーボード部は開校と同時に歩夢選手の父である平野英功氏をヘッドコーチとして招聘し創部。歩夢選手の二刀流に合わせ、スノーボード部・スケートボード部として活動している。オンシーズンは生徒個々のレベルに合わせて全国、世界各地のスキー場で大会に出場したり練習。注目はオフシーズンの練習環境ですが、村上市スケートパークに設置してあるバグジャンプを利用して練習している。平野英功コーチから直接指導を受けることも可能な環境。歩夢選手の兄である平野英樹さんからも指導に協力を得ている。
学校関係者が語る【4選手の在学時のエピソード】
◆平野歩夢選手
・入学時に、スノーボードのイメージを良いものに変えたいと言っていたのが印象的。
(担任・津野祐樹)
・体育の時間にソフトボールを一緒にやったが強打者だった!スポーツ神経がとにかく抜群だった。
(同級生/現教員・伊勢谷知史)
◆平野海祝選手
・部活動以外の活動にも積極的でした。ギターが好きで、放課後によく練習していました。軽音サークルのライブにも出ていました。(担任・津野祐樹)
◆冨田せな選手
・バグジャンプ台でのトレーニングを重ねて実力がぐっと伸びたイメージ。毎朝時間を決めてランニングやトレーニングを頑張っていた。(スノーボード部顧問・横山幹雄)
◆冨田るき選手
・部活動はもちろん、学校生活や行事にも一生懸命で文化祭や体育祭では中心メンバーとして活躍していました。(担任・津野祐樹)
当校では、今後も世界で活躍する人材育成に取り組んでまいります。