映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍する俳優・岸井ゆきのが、くったくのない文章とありのままの姿を切り取った写真で構成した、⾃⾝初となるフォトエッセイを発売することが決定した。合わせて書籍タイトルと表紙ビジュアルも解禁。NHK出版より2022年7⽉15⽇発売予定、予約開始は5⽉26⽇を予定している。
⾼い演技⼒で存在感を放ち、映画・ドラマ好きからの厚い⽀持はもとより、同世代の女性からもファンが急増中の岸井ゆきの。主演映画『ケイコ 目を澄ませて』では第72回ベルリン国際映画祭《エンカウンターズ 部門》へ正式出品されるなど、近年、主演作・話題作への出演が続くなか、奇しくも30歳の節目の年に「今しか⼿元にとどめておけないものを、残しておく」という岸井ゆきののすべてが分かる、唯⼀の書籍が発売になる。
変幻⾃在に役を演じ分ける「俳優」としての顔とは裏腹に、その人となりについてはこれまで深く言及される機会が少なかった岸井。エッセイでは、デビューのきっかけや、作品に臨む姿勢、現場での舞台裏といった仕事にまつわるエピソードはもちろん、子どもの頃にはまっていたことや高校時代の苦い思い出、家族や友人への思い、恋愛や子供を持つことについての気持ちなど、プライベート感あふれるトピックスにも飾らず率直に綴られた言葉ばかり。
また、岸井のパーソナリティに触れる複数の場所で撮り下ろしたポートレートは、等身大の30歳の女性としての魅力から、天真爛漫に撮影を楽しむキュートな表情まで、百数十点におよぶありのままの姿をさまざまに映し出したもの。さらには岸井自身がプライベートで撮りだめた秘蔵スナップも満載し、その人柄と魅⼒を多⾯的に編み上げた“岸井ゆきのまるわかり”な一冊となっている。
■岸井ゆきのメッセージ
自分が本を出すなんて考えもしない未来でしたが、あまりにも速く過ぎていく時間の中でいつか思い出せなくなる今とその思いを、こういった形で残そうと決めました。
この本を作っていく中で、改めて様々なことを振り返り、自分でも驚くほど変わらない情熱と変わらない生活の中で、でも着実に確実に変わり続けているんだなと。文章はもちろん、このために撮り下ろしてもらった写真は、友人とお散歩している時のようなリラックスした雰囲気での撮影で、ありのままの私が切り取られています。是非手に取ってみてください!!
岸井ゆきの
■表紙デザイン
■書籍概要
書名:『余白』(よはく)
発売日:2022年7⽉15日予定※電⼦書籍版同時リリース予定
予約開始日:2022年5⽉26日予定
発行・発売:NHK出版
仕様・定価等:詳細決定次第、後日発表
■著者
岸井ゆきの(きしい・ゆきの)
1992年2月11日生まれ、神奈川県出身。2009年女優デビュー。以降映画、ドラマ、舞台と様々な作品に出演。17年、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で映画初主演を務め、第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。19年『愛がなんだ』では、第11回TAMA映画祭最優秀新進女優賞ならびに第43回日本アカデミー賞新人賞を獲得。そのほか近年の主な出演作には、映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』『やがて海へと届く』、ドラマ『#家族募集します』『恋せぬふたり』などがある。22年は、映画『神は見返りを求める』『犬も食わねどチャーリーは笑う』やドラマ『パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜』など出演作多数。