全国の高校生の活動をお伝えする“全国高校生NEWS”。第35回は、日本フラワーデザイナー協会が主催する、フラワーデザインの甲子園「全国高校生フラワーデザインコンテスト」の入賞作品を紹介します。
NFD金賞/文部科学大臣賞
「三年間の高校生活」
千葉県立旭農業高等学校 金子大祐
<制作者コメント> 三年間のクラスでの楽しさを上部に、下部にこれからの進路にむけて、花を咲かせようとする姿を表しました。
NFD銀賞
「世界はひとつ」
愛知県立安城農林高等学校 山本優莉
<制作者コメント> 花を挿す方向や土台の高さ、材質は違っても、それぞれの違いがあってひとつの世界ができあがる。
NFD銅賞
「色のある世界」
静岡県立田方農業高等学校 池谷華漣
<制作者コメント> 色鉛筆をグラデーションにし、合うように花を入れて多様性を表し、多様な植物から世界ができていることを表しています。
NFD銅賞
「Delicious Flower」
静岡県立田方農業高等学校 原美咲
<制作者コメント> 食の多様性をテーマに、見て食べて幸せになる、食べられる花をイメージに制作しました。今日のメニューはいかがですか。
NFD銅賞
「重陽」
栃木県立真岡北陵高等学校 野沢結貴
<制作者コメント> 私が重陽の節句に飾りたいリース。古くから伝わるものを、多様な現代でも親しみやすいように表現しました。
審査員特別賞 樋口幸男賞
「冬から春へ〜温かい光に包まれて〜」
兵庫県立農業高等学校 小池美羽
<制作者コメント> 様々な色や形をした、花・枝・葉が互いに共生し、多様性のある季節の中、温かな春を迎える様子を表現しました。
審査員特別賞 上田善弘賞
「未来へ繋ぐ」
豊川高等学校(愛知県) 久世樹沙
<制作者コメント> 私の喜びは、妹の誕生と、祖父母の長寿です。針金を通した牛乳パックのウェーブ上にお花を挿して、多様性(世代間の繋がり)を尊重する未来へ、願いを込めた作品です。
公益社団法人 日本フラワーデザイナー協会(略称:NFD)が主催する、フラワーデザインのコンテスト。未来のフラワーデザイナーの発掘を目的に開催され、今回で17回目を迎えました。今年は制作したアレンジメント作品を写真に撮影したもので募集。北海道から福岡県まで、全国の高等学校から59点の作品が集まり、審査は応募された写真によって行われます。高校生らしい想像力豊かな作品が魅力のコンテストです。