インターナショナルなモードやトレンドに敏感な女性たちに、スタイルを持った生き方を提唱する新世代WEBマガジン『VOGUE GIRL』(https://voguegirl.jp/)では、フレッシュな才能とルックスで注目を集める旬な男性の素顔にせまる企画、「BOY FRIEND」を好評連載中。レトロポップなインテリアで国内外のファッショニスタが足繁く通う新宿の「Café & Bar CHAOS」を舞台に、『VOGUE GIRL』副編集長とゲストが本音のボーイズトークを繰り広げる。
第47回は、アップカミングな才能として話題の俳優、坂東龍汰が登場。NYで生まれ、北海道でシュタイナー教育を受けて育ち、独自の感性と嗅覚で進み続ける彼が、幼少期の思い出や苦労した下積み時代、尊敬する先輩や出演中のドラマ『未来への10カウント』についてなど、幅広く『VOGUE GIRL』に語っている。演技に対する好奇心や熱意、そしてどんなことも乗り越えていく、芯の強さがあふれる彼の素顔に注目。
「BOY FRIEND」:https://voguegirl.jp/boys/boyfriend/boyfriend-boy-friend-starring-ryotabando/
〈以下インタビューより抜粋〉
― 坂東くんはユニークな環境で生まれ育ったそうですね。ニューヨーク生まれ、北海道でシュタイナー教育を受けてた。学生時代ってどんな子でした?
多感でしたね。猿みたいな子供でした(笑)。自然の中を裸足で走り回って。田舎で育った子供をイメージしたまんまの感じです。
― 坂東くんが役者を目指すと決めたときご両親はどうでしたか。びっくりしたんじゃないですか?
全然びっくりしなかったですね。高校3年間は本当にすごい目立ちたがり屋で、人前に立つことを好んでやっていたので。社交ダンスやったり映画を作ったり、舞台やったり音楽やったり。そういうことに突然目覚めたのが高校生ぐらいのときで、以来ずっと表に出たい、東京で一旗揚げたいみたいなことは口にしていたんです。だから1回はチャレンジするだろうとは親も多分思っていたんだと思います。そういう生き方のほうが好きな両親だったので。
―高校卒業してから上京して下積み生活とかも大変だったとか。
下積みっていうんですかね…貧乏生活(笑)。極貧生活ですね。
― お金がないのが当たり前みたいな?
そうですね。北海道を出たとき4000円ちょっとしか持っていなくて。それを握り締めて兵庫に飛んだんですけど(笑)。
― みんながちょっと生き生きとなる年齢じゃないですか、大人の世界に近づいて。そんな中で自分の夢を第1に考えて乗り切った!
皆がインスタグラムを使い始めた頃だったので、そこから繋がろうと思ってカメラマンとかに連絡したり、ツテを使ったりとか……。村上虹郎くんはもともとシュタイナー教育の繋がりもあったんで、彼に連絡しない手はないって思っていたんですけど、彼に連絡して相談する前にまずは自分でやってみようと。ちょっと怖い詐欺軍団みたいな人がやってるオーディションとか行って痛い目にあって、大人の罠にしっかりはまった後に最終手段で虹郎くんに会ってほしいと連絡しましたね。今でも忘れないんですが渋谷のパリスコーヒーで会ってくれて。
― 今放送中のドラマ『未来への10カウント』の見どころは?
ボクシングシーンだと僕は思っています。こんなに身を削ってリアルを追求するのは、お芝居でもなかなかできない。ボクシングが本当に好きになりましたし、そこだけは練習しまくって嘘つきたくないと思っています。怪我はないようにはするんですけど、本当に殴り合えるようになれたらいいと思っていたのでスパーリングの練習からたくさんしましたね。
【VOGUE GIRL】
『VOGUE JAPAN』の増刊として、2011年3月から2015年3月までコンデナスト・ジャパン社より発行。2015年秋よりデジタルに完全移行。デジタルメディアをマルチリンクさせ、世界視野のモードやトレンドに出会うミレニアル世代のヴォーグ ガールたちに、ジャンルや国境を飛び越え、「可愛い」だけではなく、スタイルを持った生き方を提唱する。
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