YOASOBIの直木賞作家コラボプロジェクト『はじめての』より森絵都の小説を原作とした新曲「好きだ」が本日配信リリースされた。“四回目の告白”と“タイムトラベル”が織りなすラブソング。リリースに先駆け、5月23日(月)より全国のセブン‐イレブン店内放送にて、一部先行解禁され盛り上がりを見せていた楽曲だ。配信ジャケットは、デザイナーの吉野萌が手掛けた、沢山の花をコラージュした実際には存在しない想像上の花。原作のストーリーになぞらえ、人々が記憶を振り返った時、どこかで見たような、あるいは色んな人の思い出を組み合わせたような、そんな印象の花を制作。「好きだ」という文字も何度もタイムトラベルしてやり直す様子を、文字を消すことで表現している。物語の主人公は、幼馴染へ10年越しの片思いをしている高校生の由舞。四回目の告白を控え、過去の告白を消し去ろうと時空を超え奮闘する彼女の姿と、真っ直ぐな恋心が織りなす新感覚のラブソングとなっているので、是非チェックして欲しい。
また、直木賞作家コラボプロジェクト第1弾楽曲「ミスター」の原作となっている島本理生書き下ろし小説「『私だけの所有者』――はじめて人を好きになったときに読む物語」[『はじめての』(水鈴社 刊)より]の電子版も絶賛配信中。先日公開された「ミスター」ミュージックビデオは、100万回再生を突破し、YouTube 急上昇ランク2位に登場するなど話題となっているのでこちらも要チェック!
■楽曲情報
2022年5月30(月)配信リリース
「好きだ」
配信リンク:https://orcd.co/sukida
作詞・作曲・編曲:Ayase/歌唱:ikura
<あらすじ>
幼馴染の椎太が好きでたまらない高校生の由舞は、四回目の告白を確かなものとするため、過去の告白を消し去ろうとする。
<森絵都コメント>
「好きだ」のタイトル通り、曲全体から告白前のドクドクとした鼓動が伝わってくるようで、「心から誰かを思うこと」のまぶしさに胸が躍りました。
小説から元気よく飛びだしてきたような女の子の惑いや気づき、そして決意に至る道筋が、短い歌詞世界の中に色濃く焼きつけられていることに驚いています。耳の奥でいつまでも鳴りやまない伸びやかなメロディと歌声は、世界中の片思いへの力強い祝福だと思います。
■楽曲情報2
2022年2月16日(火)配信リリース
「ミスター」
配信リンク:https://orcd.co/yoasobi_mr
MV:https://youtu.be/2-c0DFt6vK4
ティザー:https://youtu.be/mz3bCm-Kh9A
作詞・作曲・編曲:Ayase/歌唱:ikura
原作:「『私だけの所有者』――はじめて人を好きになったときに読む物語」 (島本理生 著 / [『はじめての』(水鈴社 刊)より])
<電子版配信リンク>
https://www.suirinsha.co.jp/books/detail6.html
<あらすじ>
アンドロイドの「僕」と所有者との間に何があったのか。とある国の施設に保護された僕は、「先生」に手紙を書きはじめた。
<島本理生コメント>
「ミスター」を初めて聴いたとき、もう会えない人との記憶が優しく呼び起こされました。
YOASOBIの世界観に、自分の小説が鮮やかに溶け込んでいるのを感じて、それはとても不思議な体験でした。
たくさんの人の胸に眠る、切なくて優しくて懐かしい物語を思い出させてくれる曲だと思います。
さらに、新曲「好きだ」の原作小説「『ヒカリノタネ』――はじめて告白したときに読む物語」(森絵都 著)、楽曲「ミスター」の原作小説「『私だけの所有者』――はじめて人を好きになったときに読む物語」(島本理生 著)も収録されている書籍『はじめての』も好評発売中!
直木賞作家4名が“はじめて〇〇したときに読む物語”をテーマに小説を書き下ろし。島本理生「『私だけの所有者』――はじめて人を好きになったときに読む物語」、辻村深月「『ユーレイ』――はじめて家出したときに読む物語」、宮部みゆき「『色違いのトランプ』――はじめて容疑者になったときに読む物語」、森絵都「『ヒカリノタネ』――はじめて告白したときに読む物語」の4作を収めた書籍となっている。書籍刊行に併せて公開されたトレーラーは、「ミスター」ティザー映像も手掛けた“異次元TOKYO”が担当。こちらも是非チェックして欲しい。
■書籍情報
『はじめての』
・島本理生「『私だけの所有者』――はじめて人を好きになったときに読む物語」
・辻村深月「『ユーレイ』――はじめて家出したときに読む物語」
・宮部みゆき「『色違いのトランプ』――はじめて容疑者になったときに読む物語」
・森絵都「『ヒカリノタネ』――はじめて告白したときに読む物語」
刊行:2022年2月16日(水)
本体価格:1,760円(税込) 頁数:224頁 体裁:四六判上製
出版社:水鈴社
特設サイト:https://yoasobi-music.jp/hajimeteno
<書籍情報SNS>
Twitter:https://twitter.com/SUIRINSHA
Instagram:https://www.instagram.com/suirinsha/
コラボプロジェクト trailer:https://youtu.be/z0PPfpYm678
<『はじめての』収録4作の名シーンを、99人の声優とボーカル・ikuraの計100人が朗読した全100パターンのPV公開中!>
・島本理生「私だけの所有者」ver. / 直木賞作家×YOASOBI『はじめての』プロジェクトPV①
https://youtu.be/IguuS6eajAI
・辻村深月「ユーレイ」ver. / 直木賞作家×YOASOBI『はじめての』プロジェクトPV②
https://youtu.be/BmWfXDXjqwc
・宮部みゆき「色違いのトランプ」ver. / 直木賞作家×YOASOBI『はじめての』プロジェクトPV③
https://youtu.be/3jf19IFUG0c
・森絵都「ヒカリノタネ」ver. / 直木賞作家×YOASOBI『はじめての』プロジェクトPV④
https://youtu.be/gwD8GQwGIcg
■アーティスト情報
YOASOBI
Official Site:https://www.yoasobi-music.jp/
Twitter:https://twitter.com/YOASOBI_staff
YouTube Channel:https://www.youtube.com/c/Ayase0404
TikTok:https://www.tiktok.com/@yoasobi_ayase_ikura
<プロフィール>
コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる、「小説を音楽にするユニット」 。2019年11月に公開された第一弾楽曲「夜に駆ける」はBillboard Japan 総合ソングチャート”HOT100″にて2020年年間1位を獲得し、2021年12月に史上初のストリーミング累計7億回再生を突破。第二弾楽曲「あの夢をなぞって」は原作小説がコミカライズ、第三弾楽曲「ハルジオン」は飲料や映像作品とのコラボレーションを果たし、7月に第四弾楽曲「たぶん」、9月に「群青」をリリース。12月には鈴木おさむが原作小説を手掛けた楽曲「ハルカ」を発表。2021年1月6日に満を持して初のCD『THE BOOK』をリリース。豪華な仕様が大いに話題を呼び、オリコンデイリーランキング初登場2位を記録しながら、配信では全ての楽曲がApple Musicストリーミングチャートで15位以内に同時ランクインするという快挙を達成。立て続けにリリースしたTVアニメ『BEASTARS』OPテーマ「怪物」、EDテーマ「優しい彗星」も各種チャートで1位を獲得。2月には、初のワンマンライブ『KEEP OUT THEATER』を新宿・ミラノ座跡地の工事現場にて開催。5月に「もう少しだけ」をリリースし、6月に発表されたBillboard Japanの2021年上半期チャートでは、アーティスト・ランキング“Billboard JAPAN TOP Artists”で首位を獲得。その勢いのまま7月にはNTTドコモ「ahamo」CMソングにも起用された「三原色」をリリース。同月、ユニクロ「UT」とのコラボライブ『SING YOUR WORLD』をユニクロ有明本部内・UNIQLO CITY TOKYOにて開催し、YouTube LIVE配信で、同時接続者数28万人を記録する盛り上がりを見せた。8月には小学生の手紙を原作とした「ラブレター」、9月には原作小説と同時リリースされた「大正浪漫」、10月にはNHK子ども向けSDGs番組シリーズ「ひろがれ!いろとりどり」テーマソングとして書き下ろした「ツバメ」を発表。12月にはその年リリースした楽曲全てを含む2nd EP『THE BOOK 2』を発売し、日本武道館にて初の有観客ライブも大成功におさめた。同月発表された、Spotifyの“2021年海外で最も再生された日本のアーティスト”ランキングにて1位獲得。米国のニュース情報誌『TIME』に掲載された“The 10 Best Songs of 2021”に「怪物」が選出されるなど、海外からの注目も集めている。2022年2月より、島本理生・辻村深月・宮部みゆき・森絵都という4人の直木賞作家が原作小説を書き下ろし順次楽曲を発表していくというプロジェクト『はじめての』を始動。楽曲・小説・映像とさまざまな表現にその活動の幅を広げている。