アニメ「ホリミヤ」石川透、「orange」成瀬翔、「86-エイティシックス-」ライデン・シュガ、「刀剣乱舞」シリーズの薬研藤四郎/愛染国俊、そして現在放送中の「アオアシ」の橘総一朗役など、数多くの役を演じている卒業生声優・山下誠一郎(2013年卒)がゲストとして来校し、スペシャルトークショーを行った。声優の仕事に興味がある皆さん、声優を目指している皆さんへ、当日の様子をお届け。
「AMGでの2年間、本当にストイックに頑張っていました」という山下。当時は、ダンスや歌の授業に少し苦手意識を持っていたそうですが、積極的に授業に参加することで、楽しく学べたり、今の演技にも役立ったりしているそうだ。
AMGでは、演技に関すること以外にも、照明やBGMのサウンド調整など、スタッフワークも学びます。学内のアフレコライヴ(制作発表会)では、ステージの演出なども自分たちでおこなうため、「舞台の照明や音声のベストなタイミングが分かる」とともに、「どういう人たちに支えられて一つの作品が完成するのか」についても知ることができる。こうした経験も「今の仕事の中で活かされている」と、山下。
また、業界で活躍している声優の共通点は「どんな仕事にも本気で、作品のキャラクターや仕事を愛し、スタッフにも敬意や愛を持っていること」だそう。
苦手なことや、一見、声優に直結しなさそうな仕事にも、積極的に取り組む姿勢が大切だと教えてくれた。
山下はAMGに通っているとき、クラスメイトと放課後に練習をしたり、カラオケに行ってアニメのアフレコを練習したりと、同じ夢を持った仲間と一緒に頑張ってきたという話もしてくれた。山下はAMG声優学科の18期生だが、プロになってからもAMGの卒業生と現場で一緒になることが多く、先輩・後輩どちらも仲の良い人が多いそうだ。
しかし、近年は感染症の影響で、そうしたコミュニケーションを取ることも難しくなった。「僕がAMGで勉強をしながら声優を目指していた頃と今とでは状況が変わったと思います。昔は共演者が一緒に収録をおこなっていましたが、今は少人数に分かれて収録をおこなうなど、声優業界全体にも大きな変化が起こりました。そのため、コミュニケーションの面でも今はハードルが高いなと感じます」と、山下。
最後は、そうした中でもイベントに参加してくれた皆さんに向けて「今日の話が少しでも心に残るもの、夢を目指し生きていく上でなにかしらのヒントになれば嬉しいです。僕もまた堂々と皆さんの前に出られるように頑張っていきます」と、メッセージを送ってくれた。
さらに、イベント終了後は、後輩である在校生との写真撮影や座談会の時間を作ってくれた山下。「卒業までに、これだけはやっておいた方が良いこと」や「目上の方との接し方」「自己PRの攻略法」など、後輩から出た質問に親身になって回答した。
▼今後のイベント情報はこちら
https://www.amgakuin.co.jp/ssl/setsumeikai/
※当学院では、オープンキャンパスにご参加いただく皆様の安心・安全を第一に、少人数でのイベント実施、ゲスト用の飛沫防止パーテーションやビニールシートの設置など、感染防止対策を十分に行っております。
YouTube『AMG声優エンタメチャンネル』でも卒業生声優が貴重なお話や実技披露などを行っているので、是非チェックしてみてください。
▼AMG声優エンタメチャンネル
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