インターナショナルなモードやトレンドに敏感な女性たちに、スタイルを持った生き方を提唱する新世代WEBマガジン『VOGUE GIRL』(https://voguegirl.jp/)では、フレッシュな才能とルックスで注目を集める旬な男性の素顔にせまる企画、「BOY FRIEND」を好評連載中。レトロポップなインテリアで国内外のファッショニスタが足繁く通う新宿の「Café & Bar CHAOS」を舞台に、『VOGUE GIRL』副編集長とゲストが本音のボーイズトークを繰り広げる。
第55回は、ユーモアのあるトークで人気を集めるkemioが登場。高校生の時に6秒の動画共有アプリ「Vine」への投稿で関心を集め、YouTubeやインスタグラム、ツイッターなどのSNSをプラットフォームに、自身のライフスタイルや、ファッションを発信。2018年の上半期JC・JK流行語大賞に輝いた言葉「あげみざわ」の生みの親としても知られ、巧みな話術や言葉選びのセンス、ポジティブな思考を活かし、様々な場面で活躍。ミレニアル世代の心に響くキャッチーな表現が注目され、活動の幅を広げている彼が、拠点を東京とニューヨークにした理由や憧れの人、10年後の自分について『VOGUE GIRL』に語った。彼が放つユーモラスな世界観に注目。
「BOY FRIEND」:https://voguegirl.jp/boys/boyfriend/boyfriend-boy-friend-starring-kemio/
■以下インタビューより抜粋
-2016年にLAの方に移住していますが、どうしてアメリカに行こうと決めたんですか?
いくつか理由があるんですけど、一番は英語を習得したかったっていうのが大きいです。あとは、小さい頃からずっと洋楽とか、外国のカルチャーに憧れが強かったのでいつか将来自分も本場でエンタメとかをやってみたいって思ったのが大きかった。18歳で高校を卒業してから2年間は日本の芸能界でお仕事させていただいたんですけど、その中で僕は当時流行っていたVineで最初出てきて、世間の皆さんも、自分でもポッと出感がすごく強かったのをすごく覚えているんです。Vineとかって、一人で全部制作とかするじゃないですか。芸能界の仕事を始めた時に、テレビとか現場とかで、自分よりも年上の方とか、いろんな世代の方とお話していると、やっぱり「はい、いいえ」ぐらいしか言えなくて。会話って知識だと思うので、自分にしか得られない経験とかを自分の口で語れて、発信できる人になりたいなと思って、行こうって思ったのが大きなきっかけです。
-kemio君のどんなところがみんなに支持とか共感されるんですかね。同じことをしている人もいますが、kemio君は独自だしファンの熱量も高い。
僕、SNSの活動始めて10年くらい経つんですけど、正直全然分かっていなくて。一番はラッキーだったなって思います。Vineの活動とかも僕が始めた時は、インフルエンサーってワードもなければ、コンテンツクリエイターってワードもなかった。本当にSNSが駆け出した時に自分はスタートすることができたので、その分スポットライトが当たる確率は高くてすごくラッキーだったなって思うんです。(中略)この10年の間で僕もアメリカに引っ越して、英語を勉強して、こういうのをやったりとか。いろんな目標を叶えてきている感じなのをシェア・発表してきて、同い年だった子が一緒に成長している。見てくださっている方が、イベントに会いにきて下さる時に「私も実はこういうことをやったんですとか、こういうものを挑戦しようと思ってます」って目標を発表してくれたりとかするので、本当にみんなで一緒に歳を重ねていっている感じがすごくする。なんでなのかわからないですけど、そういうところはすごく素敵な関係が築けているのかなって。
-こういう仕事のパイオニア、新しいタイプの生き方をリードしていますが、キャリアのゴールって考えたりしますか?
今ちょうど、トランジションみたいな、分岐点・変換点にいる気がしていて。これだけ長い間コンテンツクリエイターとかいろいろやってきたんですけど、来年はいろんな新しいことにチャレンジしたいなと思っていて。それこそアメリカでの活動ももう少し増やしたい。もう一回、英語も勉強し直して。
-憧れの人はいますか。kemio君はどんな人に憧れるんだろう。
憧れの存在……最近考えていなかった、ヤバい(笑)。憧れている人っていうか、もう超パッと浮かんできたんですが。今めっちゃインスピレーションを受けるのはLE SSERAFIMの宮脇咲良ちゃん。咲良ちゃんには以前何度かインタビューをさせていただいたことがあるんですが、やっぱ咲良ちゃんってすごいなって思っていて。
デビューしてから10年、常に最前線にいらっしゃるじゃないですか。咲良ちゃん自身も自分の強みは努力をするところだって言ってるんですけど、誰も出来ない。僕自身も今、次のステップに行きたいとか、どうやったらやりたいことって出来るんだろうって色々と考えたりするんですけど。咲良ちゃんを見ていると、自分の目指したい場所とか夢とかをそんなに語る方じゃなくて。みんなが知らないところで、本当に信じられない努力をしていて。それをステージやパフォーマンスで見せて、みんなを魅了する人。僕とかって本当に、口から文化祭っていうくらい、常に「疲れた〜、家が見つかんない〜」とか言っているタイプなので、本当にかっこいい人だなと思います。
-10年後、37歳のkemio君はどうなっていると思います?
もう37になっているのか、10年後。いろんなことに耳を傾ける優しい人になっていて欲しいです。老眼にはなっていないで欲しい(笑)。
■VOGUE GIRL
『VOGUE JAPAN』の増刊として、2011年3月から2015年3月までコンデナスト・ジャパン社より発行。2015年秋よりデジタルに完全移行。デジタルメディアをマルチリンクさせ、世界視野のモードやトレンドに出会うミレニアル世代のヴォーグ ガールたちに、ジャンルや国境を飛び越え、「可愛い」だけではなく、スタイルを持った生き方を提唱する。
【デジタルリンク先】
・公式サイト:https://voguegirl.jp/
・Facebook:VOGUEgirlJapan
・Twitter:VOGUEgirlJAPAN
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・TikTok:voguegirljapan
【コンデナストについて】
コンデナストは、『VOGUE』『GQ』『WIRED』などの象徴的なメディアブランドを擁し、ニューヨークとロンドン本社を拠点に、フランス、ドイツ、 インド、イタリア、日本、メキシコ、ラテンアメリカ、ロシア、スペイン、中国、台湾、英国、米国を含む世界32の市場で事業を展開しています。印刷物で7,200万人 、デジタルで4億4,200万人、ソーシャルプラットフォームで4億5,200万人のオーディエンスにリーチしており、ビデオコンテンツは、毎月10億回以上視聴されています。『Vogue International』の設置や、グローバルオーディエンス調査のためのコミュニティ立ち上げなどのプロジェクトが日本を含む各国で展開されています。
コンデナスト・ジャパンは、1997年の設立以来、20 年以上にわたりハイクオリティーでプレミアムなコンテンツを発信してきました。1999年に創刊した『VOGUE JAPAN』をはじめ、『GQ JAPAN』『WIRED』日本版、『VOGUE GIRL』『VOGUE Wedding』を日本で展開しています。雑誌、デジタルマガジン、ウェブサイトでのコンテンツ発信に加え、「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT(FNO)」「VOGUE JAPAN Women of the Year」、そして「GQ Men of the Year」では、強力なエクスペリエンス(体験)をオーディエンスの皆様に提供しています。また、日本市場の複雑なニーズと絶え間なく変化するメディア環境に対応するため、2014年にホワイトレーベルのクリエイティブ・スタジオ事業「Condé Nast Creative Studio」をローンチし、2020年1月にはこれをフルサービス・クリエイティブ・エージェンシー「CNX」としてリブランディングしました。2016年にはビデオコンテンツを扱う「Condé Nast Video」事業を立ち上げ、映像事業領域でもプレミアムプレーヤーとしていち早く活動を開始しました。さらに、Gen Zに向けた新たなプロジェクト「Rumor Me」やCondé Nast Social Talent Agencyを2019年に立ち上げ、ソーシャルメディア、次世代のクリエイティブ・インフルエンサーとの事業を開始しています。
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